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色別・月別の花図鑑です
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ロサ・モスカータはバラ科バラ属の落葉低木である。
原産地は中国西南部、西アジア、南ヨーロッパ、北アフリカなどである。
樹高は2~3メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は披針形(笹の葉のような形)で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~6月である。
花径4~5センチの白い一重の花をつける。
花は麝香の香りがする。
花の後にできる実(ローズヒップ)は球形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、秋に赤く色づく。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
種小名の moschata は「麝香の香りのする」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rosa moschata


★野ばらより少し花びら大きいな
 香り豊かにモスカータ咲く




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ロサ・ルビギノサはバラ科バラ属の落葉低木である。
種小名の読み方はルビジノーサやルビギノーザなども見られる。
原産地はイギリスを含む北ヨーロッパからコーカサス、西アジアにかけた一帯である。
16世紀の後半から栽培されている。
英名はスィートブライアー(sweet briar)である。
ブライアーは野薔薇のことである。
樹高は2~3メートルである。
枝には下向きの棘があり、横に広がる。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
1枚の葉は小葉5~9枚で構成される。
葉にはリンゴに似た強い香りがある。
開花時期は6~7月である。
花径は2~4センチくらいで、花弁は5枚の一重咲きである。
花弁の色はピンクで、つけ根のほうは白っぽい。
花の真ん中には黄色い雄しべがたくさんある。
花の後にできる実(ローズヒップ)は直径1~2センチの球形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、秋に赤く色づく。
ローズヒップオイルの原料として知られる。
チリで生産されるものが多い。
異名をロサ・エグランテリア(Rosa eglanteria)という。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
種小名の rubiginosa は「赤錆色の」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Rosa rubiginosa


★ほんのりとピンクに染まりルビギノサ
 素朴な姿安らぎ与え




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ロサ・ウィルモッティアエはバラ科バラ属の常緑低木である。
原産地は中国の西部である。
樹高は1~2メートルである。
枝は横に出て枝垂れる。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は小さな楕円形で、7~9枚で構成される。
開花時期は5~6月である。
花弁数4~8枚の一重咲きで、花の色は藤色ないし紫が交じる。
花芯の黄色が目立つ。
花に香りはない。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)である。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
種小名の willmottiae はイギリス人の女性園芸家「ウィルモット(E. A. Willmott)さんの」という意味である。
写真は6月に札幌市の百合が原公園で撮った。
学名:Rosa willmottiae


★北の地でそっと開いた原種バラ
 由来知りたく名札を控え





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サラセニア・ルブラはサラセニア科サラセニア属の多年草である。
属名の読み方はサラケニアとするものもある。
原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国のノースカロライナ州、サウスカロライナ州、フロリダ州、ジョージア州、アラバマ州、ミシシッピ州などに分布し、沼地や湿地に生える食虫植物である。
和名は赤花瓶子草(アカバナヘイシソウ)という。
「瓶子体」という細長い捕虫葉を持つ。
草丈は10~50センチくらいである。
瓶子体は緑色で、細い紅紫色の筋が縦に入る。
開花時期は4~5月くらいである。
花茎を伸ばし赤い花をつける。
属名の Sarracenia はカナダ人の医師「サラザン(M.S.Sarrazin)さん」の名からきている。
種小名の rubra は「赤色の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Sarracenia rubra


★赤い花シックに咲いているけれど
 仮面の下でペロリ舌出し




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サラセニア・アラタはサラセニア科サラセニア属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
合衆国のアラバマ州からテキサス州にかけて分布し、沼地や湿地に生える食虫植物である。
ミシシッピー川以西まで分布するのは本種だけである。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)に指定されている。
「瓶子体」という細長い捕虫葉を持つ。
草丈は1メートルくらいである。
瓶子体は細長い緑色をしたチューブ状で、細くて赤い縦筋が入る。
蓋の先に短い突起があり、縁はやや外へ巻いている。
開花時期は4~5月である。
花の色は淡い黄色である。
属名の Sarracenia はカナダ人の医師「サラザン(M.S.Sarrazin)さん」の名からきている。
種小名の alata は「翼のある」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Sarracenia alata


★少しずつ数を減らしているらしい
 面白い花自然の中に




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春菊(シュンギク)はキク科シュンギク属の一年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
野菜として栽培され、日本では江戸時代に栽培された記録がある。
和名の由来は、春に花を咲かせ葉の形が菊に似ていることからきている。
草丈は20センチから60センチくらいである。
葉は長い楕円形で羽状に2回深く裂け、互い違いに生える(互生)。
葉には柄はなく、茎を抱く。
旬は11月から3月くらいである。
自然にしておくと4月から5月に開花をする。
花の色は黄色く、舌状花の外側が白い覆輪になるものもある。
花径は3~4センチである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Glebionis はラテン語の「gleba(土)+ionis(特徴のある)」からきている。
種小名の coronaria は「花冠のある」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Glebionis coronaria


★香り立つ春菊の花晴れやかで
 花壇に植えるもまたよきかなと




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銭葉葵(ゼニバアオイ)はアオイ科ゼニアオイ属の越年草である。
原産地はユーラシア大陸で、日本では戦後に帰化が確認されている。
現在は北海道から沖縄にかけて分布し、道端、空き地、土手などに生える。
英名はドワーフマロー(dwarf mallow)である。
マローはゼニアオイ属の総称である。
草丈は30~60センチくらいである。
葉は円形で浅く5つから7つに裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~9月くらいである。
葉の脇に花径15~20ミリくらいの小さな白い5弁花をつける。
花の色は淡い紅色を帯びるものもあり、花弁の先はやや凹む。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Malva はラテン古名でギリシャ語の「malache(軟らかくする)」からきている。この属の植物の1種が持つ粘液に緩和剤の働きがことから名づけられた。
種小名の neglecta は「目立たない」という意味である。
写真は5月に都立木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Malva neglecta


★葉っぱにはたっぷり個性あるけれど
 探してみても花は目立たず




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小待宵草(コマツヨイグサ)はアカバナ科マツヨイグサ属の一年草である。
原産地は北アメリカである。
日本へは明治時代の末期に渡来した。
現在では、本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、海岸の砂浜や荒地、河原などに生える。
草丈は30~50センチくらいである。
茎は地を這って枝分かれをしながら横に広がり、上部は斜めに立ち上がる。
茎には軟毛が生える。
葉は倒披針形で、互い違いに生える(互生)。
深く切れ込むものや縁が波状のぎざぎざ(鋸歯)となるものなど変異が多い。
開花時期は5~10月くらいである。
茎の上部の葉の脇に、花径2~3センチの淡い黄色の花をつける。
花弁は4枚である。
花は夜に開き、翌朝には赤くなってしぼむ。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Oenothera はギリシャ語の「oinos(酒)+ther(野獣)」からきている。根にブドウ酒のような香気があり、野獣が好むということから名づけられた。
種小名の laciniata は「補足分裂した」という意味である。
写真は5月に都立木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Oenothera laciniata


★砂浜にぽつりぽつりと黄を灯し
 荒れた景色に彩り添えて




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花水木(ハナミズキ)はミズキ科ヤマボウシ属の落葉高木である。
ミズキ属とする場合もある。
原産地は北アメリカである。
日本へは、東京市長の尾崎行雄がワシントン市へ贈った桜の苗木の返礼として1915年に寄贈されたのが始まりである。
庭木や街路樹として植えられている。
和名の由来は、水木の仲間で花が目立つことからきている。
紅花花水木(ベニバナハナミズキ)はその品種の1つである。
特徴は花の色が紅色を帯びることである。
樹高は5~12メートルくらいである。
樹皮は灰黒色である。
葉は楕円形で、枝先に集まって向かい合って生える(対生)。
葉の形はやや不規則で葉脈が目立ち、縁は波打つ。
開花時期は4~5月である。
桜が終わったころから咲き始め、5月の半ばまで咲いている。
4枚の紅色の花弁のように見えるのは総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)である。
花弁はその真ん中に集まってつく。
緑色の4弁花で目立たない。
雄しべは4本である。
花弁は早くに落ちる。
花の後にできる実は核果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、秋に赤く熟する。
また、紅葉も美しい。
属名の Benthamidia はイギリスの植物学者「ベンサム(G. Bentham)さん」の名からきている。
種小名の florida は「花の多い」という意味である。
品種名の rubra は「赤色の」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Benthamidia florida f. rubra


★赤き実はそっと輝く一人して
 問えど答えず静けさの中




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姫金雀枝(ヒメエニシダ)はマメ科エニシダ属の常緑低木である。
原産地は地中海沿岸地方である。
日本で「エニシダ」として流通しているものはこの姫金雀枝(ヒメエニシダ)が多いという。
樹高は1~2メートルである。
樹形は株立ち状となり、枝は枝垂れる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形である。
関東から西では庭植えが可能だという。
開花時期は4~6月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、マメ科特有の蝶形をした黄色い小振りの花をつける。
花はよい香りがする。
虫がとまるとその重みで花びらが開き受粉をする仕組みをもっているのだという。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Cytisus はギリシャ語の「kytisso(クローバー)」からきている。3出複葉である点が共通する。
種小名の spachianus はフランスの植物学者「スパック(E. Spach)さんの」という意味である。
写真は4月に伊東市の伊豆海洋公園で撮った。
学名:Cytisus x spachianus


★きらきらと輝くような黄金色
 姫金雀枝は初夏に咲く花




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