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色別・月別の花図鑑です
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ミントマリーゴールド

ミントマリーゴールドはキク科センジュギク属の多年草である。
原産地はメキシコ、グアテマラである。
英名はメキシカンタラゴン(Mexican tarragon)である。
タラゴンはフランス料理でよく用いられるスパイスである。
匂い万寿菊(ニオイマンジュギク)の名でも流通している。
草丈は50センチから100センチである。
葉は細長い披針形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から12月くらいである。
茎先に花径1センチくらいの黄色い小さな花(頭花)をたくさんつける。
花と葉を料理の香りづけやポプリ、ハーブティーに用いるほか、切り花としても利用される。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Tagetes lucida


★ミントの名つくがキク科の草花だ
 豊かな香り辺りに放ち


ミントマリーゴールド

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レモンマリーゴールド

レモンマリーゴールドはキク科センジュギク属の多年草である。
原産地はメキシコである。
種小名のレモニー(lemomonii)でも流通している。
草丈は30センチから60センチくらいである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
葉には強いレモンのような香りがある。
このため、ハーブとしても利用されている。
開花時期は6月から11月である。
花径3センチくらいの黄色い一重の花(頭花)をたくさんつける。
筒状花も舌状花も黄色い。
舌状花の先は浅く切れ込む。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Tagetes lemomonii


★レモニーの一重の花は黄金色
 小春日和に香り爽やか


レモンマリーゴールド

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マーガレットコスモス

マーガレットコスモスはキク科ステイロディスクス属の常緑小低木である。
マーガレットコスモスは流通名である。
原産地は南アフリカである。
ガモレピス属に分類されることもあるため、ガモレピスの名でも流通している。
ユリオプスデージーと似ているが、本種のほうが葉の切れ込みが浅い。
また、葉の表面には毛がなく、艶のある緑色をしている。
樹高は40センチから50センチくらいである。
葉は羽状に切れ込み、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から11月である。
茎先に花径3センチくらいの黄色い花(頭花)を1つずつつける。
真ん中の筒状花も周りの舌状花も黄色い。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Steirodiscus euryopoides(=Gamolepis chrysanthemoides)


★青々と茂る葉の色美しく
 黄の花びらはいつも元気で


マーガレットコスモス

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浜秋の麒麟草(ハマアキノキリンソウ)

浜秋の麒麟草(ハマアキノキリンソウ)はキク科アキノキリンソウ属の多年草である。
伊豆半島や房総半島など限られた地域に分布し、海岸の草原に生える。
分類上は、秋の麒麟草(アキノキリンソウ)の亜種とされている。
秋の麒麟草(アキノキリンソウ)と八丈秋の麒麟草(ハチジョウアキノキリンソウ)の交雑種ではないかと推定されている。
草丈は10センチから30センチくらいである。
葉は細長い卵形で、茎の中ほどに集まって互い違いに生える(互生)。
葉はやや厚い。
開花時期は10月から11月である。
茎先にたくさんの黄色い花(頭花)をつける。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Solidago virgaurea subsp. leiocarpa


★また一つめずらしい花見つけたよ
 自然が生んだ不思議の世界


浜秋の麒麟草(ハマアキノキリンソウ)

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サルピア・イエローマジェスティー

サルビア・マドレンシスはシソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草である。
原産地はメキシコの西部である。
イエロー・マジェスティー(Yellow Majesty)はその園芸品種である。
草丈は150センチから200センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉にはよい香りがある。
開花時期は10月から11月くらいである。
茎先に長い穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、黄色い唇形の花をつける。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Salvia madrensis cv. Yellow Majesty


★秋の陽に照らされ淡い黄金色
 背丈も高くまどろむように


サルピア・イエローマジェスティー

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泡黄金菊(アワコガネギク)

泡黄金菊(アワコガネギク)はキク科キク属の多年草である。
本州の岩手県から九州の北部にかけて分布し、やや乾いた山麓や土手などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国大陸にも分布している。
和名の由来は、密集している花が泡のように見えることからきている。
命名者は牧野富太郎博士である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
なお、レッドリストでは別名の菊谷菊(キクタニギク)が用いられている。
これは、自生地(京都府菊谷)からきている名前である。
草丈は100センチから150センチくらいである。
茎はよく枝分かれをする。
葉の形は栽培菊に似ていて深い切れ込みがあり、裂片は尖らない。
葉は互い違いに生える(互生)。
開花時期は10月から11月である。
頭花は舌状花も筒状花も黄色で、ひしめき合うように密につく。
花径は15ミリから18ミリくらいと小さい。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum boreale(=Dendranthema boreale)


★びっしりと寄せ合うように花つけて
 泡黄金菊鞠のごとくに


泡黄金菊(アワコガネギク)

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花磯菊(ハナイソギク)

花磯菊(ハナイソギク)はキク科キク属の多年草である。
分布域は千葉県から静岡県にかけての海岸で、磯菊(イソギク)の分布域に重なる。
磯菊(イソギク)の頭花は黄色い筒状花だけが集まってできているが、花磯菊(ハナイソギク)のほうは周辺部に白い舌状花がついている。
そのため、家菊(イエギク)との間の交雑種だと考えられている。
その原因の多くは「御供えの菊」なのだそうである。
ただし、牧野原色植物図鑑では、海岸に適応するために舌状花を失った磯菊(イソギク)が先祖返りした可能性も指摘している。
草丈は40センチから60センチくらいである。
分厚い葉を上部まで密につける。
開花時期は10月から11月である。
写真は12月に向島百花園で撮った。
学名:Chrysanthemum x marginatum


★少しだけ白い飾りを覗かせて
 花磯菊はお洒落に咲いて


花磯菊(ハナイソギク)

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磯菊(イソギク)

磯菊(イソギク)はキク科キク属の多年草である。
日本固有種である。
千葉県から静岡県にかけて分布し、海岸沿いの岩場や崖に生える。
また、観賞用としても栽培される。
名の由来は、磯に咲く菊というところからきている。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉は互い違いに生える(互生)。
楕円形で、先のほうに浅く2つから3つの切れ込みがある。
葉の質は分厚く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
表面は濃い緑色で、裏面には白い毛が密生している。
海岸の崖地という乾燥しやすい生育地に適応したものである。
開花時期は9月から11月である。
茎先に黄色い小さい花(頭花)を散房状(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)につける。
頭花に舌状花はなく、筒状花のみからなる。
なお、同じ分布域に花磯菊(ハナイソギク)がある。
こちらは周辺部に白い舌状花がついている。
家菊(イエギク)との交雑種と考えられている。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum pacificum


★風強き磯に這い咲く磯菊は
 黄の小花つけ秋を知らせて
☆縁取りの葉も美しく磯菊は
 磯の岩地に彩り添えて


磯菊(イソギク)

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プセウデランテムム・ツベルクラツム

学 名 Pseuderanthemum tuberculatum
分 類 キツネノマゴ科ルリハナガサモドキ属(プセウデランテムム属)
原 産 ニューカレドニア、ポリネシア
タイプ 常緑小低木
特 徴 開花時期は不定期/花の色は白い
備 考 花冠は細長い筒状で先が5つに裂ける/葉は卵円形
撮 影 09/10/18神奈川県立フラワーセンター大船植物園


プセウデランテムム・ツベルクラツム

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エンキクリア・コクレアタ・アルバ

エンキクリア・コクレアタ・アルバはラン科エンキクリア属の多年草である。
北アメリカのフロリダ半島からベリーズなどカリブ海沿岸諸国に分布する着生種である。
基本種はベリーズの国花とされている。
草丈は20センチくらいである。
葉は楕円形である。
開花時期は不定期である。
花茎を伸ばして総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5センチくらいの白い花をつける。
唇弁が上にあり、花弁、萼片は下方へ垂れ下がる。
基本種の場合は、唇弁が暗い紫色で黄色い筋が入る。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Encyclia cochleata form. alba


★蛸の足思わすようなその姿
 愛嬌がある自然の造形


エンキクリア・コクレアタ・アルバ

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