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花魁草(オイランソウ)はハナシノブ科クサキョウチクトウ属(フロックス属)の多年草である。
原産地は北アメリカである。
草丈は60~100センチくらいである。
茎は直立する。
葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
時に3枚が輪生することもある。
葉の柄は短く、茎の上部では茎を抱く。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
開花時期は6~10月である。
茎先にやや丸い円錐花序を出し(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)、ピラミッド状に固まって花径2~3センチの花をたくさんつける。
花冠は筒部が長く、先が5つに深く裂けて横に開く。
花冠の裂片は襞状に互いに重なる。
萼片は5枚で緑色である。
雄しべは5本である。
花の色は赤紫色や白が中心だが、改良が進んでピンクや紅色など多くの園芸品種が作出されている。
名の由来は、華やかに咲く様子を花魁の姿に見たてたもの、あるいは花の香りが花魁の白粉に似ていることによる。
別名を草夾竹桃(クサキョウチクトウ)ともいう。
これは花が夾竹桃(キョウチクトウ)に似ていることからきている。
また、宿根フロックスの名でも流通している。
芝桜(シバザクラ)も同じ仲間である。
俳句の季語は夏である。
写真は8月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Phlox paniculata
★咲き出づる花魁草に鼻寄せて
香を確かめる汗かきながら
花図鑑
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