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メディニラ・コッキネアはノボタン科ノボタンカズラ属(メディニラ属)の常緑小低木である。
原産地はニューギニア島である。
樹高は1メートルくらいである。
葉は幅広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の長さは20センチ以上で濃い緑色をしており、淡い緑色の葉脈が目立つ。
開花時期は5~6月である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出す。
花序の上には赤い苞があり、その下に小さな赤い花をたくさんつける。
雄しべは黄色と紫色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Medinilla はマリアナ諸島の知事であった「メディニーリャ(J. de Medinilla)さん」の名からきている。
種小名の coccinea は「赤い」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Medinilla coccinea
★美しい大きな苞の下に咲く
花は小さく雄しべが目立ち
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