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水木(ミズキ)はミズキ科ミズキ属の落葉高木である。
北海道から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、ヒマラヤなどにも分布する。
和名の由来は、樹液が多くて春先に枝を折ると水が滴り落ちることからきている。
渓谷沿いなどに生育することが多い。
樹高は10~20メートルくらいである。
階段状に伸びていく枝ぶりが特徴的である。
そこから車水木(クルマミズキ)の別名がある。
葉は幅の広い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4~6月である。
枝先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、白い小さな花を密生させる。
花弁は4枚で、雄しべも4本である。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、黒紫色に熟する。
材は下駄、箸(はし)、器具などに用いられる。
属名の Cornus はラテン語の「cornu(角)」からきている。材質の堅いことから名づけられた。
種小名の controversa は「疑わしい」という意味である。
写真は5月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Cornus controversa
★生きている証なんだよこの液は
水木の命花と開いて
花図鑑
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チューリップはユリ科チューリップ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方から中央アジアにかけた一帯である。
17世紀のオランダで熱狂的なブームを巻き起こした。
今日では園芸品種の数は4000種を超えるという。
火の舞(ヒノマイ)もその中の1つである。
中生咲き(4月中旬から5月上旬)のダーウィンハイブリッド系(DH:Darwin Hybrids)に含まれる。
ゲスネリアナ種(Tulipa gesneriana)のダーウィン系を種子親とし、フォステリアナ種(Tulipa fosteriana)を花粉親とする種間交雑種である。
草丈は長茎(55センチから60センチ)である。
根際から生える葉は帯状である。
花の色は赤く、花被片の縁はフリンジ状となる。
花冠の底は黄色い。
富山県の生まれである。
スプリングタイム(Springtime)の枝変わり(突然変異)品種で、入善町の小林与三雄さんが育成した。
写真は4月に礪波チューリップ公園で撮った。
学名:Tulipa 'Hinomai'
★この土地を訪ねて初めて出合いあり
富山で生まれた数々の花
植物図鑑
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神宮躑躅(ジングウツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
愛知県、三重県に分布し、塩基性岩地に生える。
環境省のレッドデータリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
静岡県に分布する渋川躑躅(シブカワツツジ)と同一とする見解もあるようだが、環境省のレッドデータリストでは両者を区別し、それぞれを絶滅危惧II類(VU)に登録している。
また、YListも別種としている。
和名の由来は、伊勢神宮付近に生えることからきている。
樹高は1~5メートルくらいである。
葉は菱形で、3枚の葉が枝先に輪生状に互い違いに生える(互生)。
開花時期は5~6月である。
葉の展開した後に開花する。
枝先に2~4輪くらいずつ濃いピンクの花をつける。
花径は4センチくらいである。
花冠は漏斗状で、深く5つに裂ける。
上部裂片の内側に濃い色の斑点がある。
毛は生えていない。
雄しべは10本で、短いものと長いものがある。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)の色は紫褐色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の sanctum は「神聖な」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron sanctum
★いつの日か見たいと思ったこの躑躅
出合いの歓び噛み締めながら
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チューリップはユリ科チューリップ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方から中央アジアにかけた一帯である。
17世紀のオランダで熱狂的なブームを巻き起こした。
今日では園芸品種の数は4000種を超えるという。
ロイヤルテン(Royal Ten)もその中の1つである。
晩生咲き(4月下旬から5月)のトライアンフ系( T:Triumph)に含まれる。
トライアンフ系は一重早咲き系と一重晩生咲き系の交雑で生まれた品種で、花被片が大きく、草丈は高く、花色も豊富である。
草丈は長茎(55センチから60センチ)である。
根際から生える葉は帯状である。
花の色はピンクで、花冠の底は白い。
写真は4月に国営昭和記念公園で撮った。
学名:Tulipa 'Royal Ten'
★品の良い色と形に笑み漏れる
ロイヤルテンは花の王様
花図鑑
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アイスバーグ(Iceberg)はバラ科バラ属の落葉低木である。
アイスバーグは氷山の意味である。
フロリブンダ系(Floribunda:FL)と呼ばれるものの1つで、四季咲きの中輪である。
1958年にドイツのコルデス(Wilhelm Kordes)によって作出された。
樹高は120センチくらいである。
樹形は半横張り性である。
棘は少なく、微香がある。
開花時期は5~11月である。
花径8センチくらいの丸弁平咲きの半八重で、花の色は純白色である。
花弁数は20枚くらいである。
別名はシュネービッチェン(Schneewittchen)という。
白雪姫の意味がある。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Rosa 'Iceberg'
★選ばれた花はさすがに美しく
じっと見つめるため息交じり
植物図鑑
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パボニア・インテルメディアはアオイ科ヤノネボンテンカ属(パボニア属)の常緑小低木である。
原産地はブラジルである。
南アメリカ原産の矢の根梵天花(ヤノネボンテンカ:Pavonia hastata)とハボニア・ムルチフローラ(Pavonia multiflora)との種間交雑種だと考えられている。
樹高は100~150センチくらいである。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は周年である。
葉の脇から円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、赤い花をつける。
赤い部分は副萼片である。
その内側に暗い紫色をした花弁と萼がある。
花弁からは雄しべが突き出す。
属名の Pavonia はスペインの植物学者「パボン(J. A. Pavon)さん」の名からきている。
種小名の intermedia は「中くらいの大きさの」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
園芸品種名はケルメシナ('Kermesina')である。
学名:Pavonia intermedia(=Pavonia x gledhillii)
★めずらしい花の形に驚きつ
カメラを向ける温室の中
植物図鑑
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イエローサルタン(yellow sultan)はキク科ヤグルマギク属の一年草である。
原産地は西アジアのカスピ海沿岸地方である。
サルタン(sultan)というのはイスラム教国の君主のことである。
黄花匂矢車(キバナニオイヤグルマ)、黄花矢車菊(キバナヤグルマギク)などの流通名がある。
草丈は60~100センチくらいである。
葉は灰緑色で羽状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4~7月である。
茎先に花径5~6センチの花(頭花)を1つつける。
花の色は黄色ないしオレンジ色で、舌状花は細かく切れ込んでいる。
よい香りがする。
切り花として栽培されてきたが、最近は鉢物も出回っている。
属名の Centaurea はギリシャ神話に出てくる「ケンタウルス(半人半馬の怪物)」にちなむ。
種小名の suaveolens は「いい香りの」という意味である。
写真は6月に千葉県野田市の清水公園花ファンタジアで撮った。
学名:Centaurea suaveolens
★繊細な花の姿が魅惑的
色づく乙女イエローサルタン
☆花の香に呼び止められて矢車の
生まれ故郷は遠き湖
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メディニラ・コッキネアはノボタン科ノボタンカズラ属(メディニラ属)の常緑小低木である。
原産地はニューギニア島である。
樹高は1メートルくらいである。
葉は幅広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の長さは20センチ以上で濃い緑色をしており、淡い緑色の葉脈が目立つ。
開花時期は5~6月である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出す。
花序の上には赤い苞があり、その下に小さな赤い花をたくさんつける。
雄しべは黄色と紫色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Medinilla はマリアナ諸島の知事であった「メディニーリャ(J. de Medinilla)さん」の名からきている。
種小名の coccinea は「赤い」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Medinilla coccinea
★美しい大きな苞の下に咲く
花は小さく雄しべが目立ち
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花菖蒲(ハナショウブ)はアヤメ科アヤメ属の多年草である。
野花菖蒲(ノハナショウブ)を改良した園芸品種である。
ただし、学名上は花菖蒲(ハナショウブ)のほうが基本種の扱いになっている。
古典園芸植物で非常に多くの品種がある。
鶴の毛衣(ツルノケゴロモ)はそうした園芸品種の1つである。
系統は江戸系で、江戸時代の末期に松平菖翁さんによって作出された。
草丈は60センチくらいである。
葉は剣状で、2列に互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月である。
花の色は白い。
3英で、花径は16センチくらいの中輪である。
属名の Iris はギリシャ語で虹を意味する。
種小名の ensata は「剣形の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Iris ensata 'Tsuru-no-kegoromo'
★江戸の世に生まれ残った稀な花
名の面白さまた人目につき
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花菖蒲(ハナショウブ)はアヤメ科アヤメ属の多年草である。
野花菖蒲(ノハナショウブ)を改良した園芸品種である。
ただし、学名上は花菖蒲(ハナショウブ)のほうが基本種の扱いになっている。
古典園芸植物で非常に多くの品種がある。
神楽岡(カグラオカ)はそうした園芸品種の1つである。
系統は大船系である。
草丈は50センチくらいである。
葉は剣状で、2列に互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月である。
花の色は白い。
6英で、花径は18センチくらいの大輪である。
咲き方は垂れ咲きで、花被片には縮緬皺が入る。
属名の Iris はギリシャ語で虹を意味する。
種小名の ensata は「剣形の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Iris ensata 'Kaguraoka'
★シンプルな白が際立つ神楽岡
マットのように垂れ咲きをして
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