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島夏枯草(シマカコソウ)はシソ科キランソウ属の多年草である。
小笠原諸島の固有種である。
父島、母島に分布し、山地のやや湿った林の縁などに生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧ⅠA類(CR)に登録されている。
草丈は20センチくらいである。
茎は地を這って広がる。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は12~1月くらいである。
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をつける。
花冠は筒状で、先が唇形に裂ける。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Ajuga boninsimae
★小さくて肉眼なんて役立たない
咲いているかと半信半疑
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