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山母子(ヤマハハコ)はキク科ヤマハハコ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地の草原に生える。
海外ではサハリン、中国、ヒマラヤ、北アメリカなどに分布し、ヨーロッパにも帰化植物として生育しているという。
和名の由来は、母子草(ハハコグサ)に似て山に生えることからきている。
草丈は30センチから70センチくらいである。
茎は白い綿毛に覆われる。
葉は細長い披針形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から9月である。
枝の先にたくさん花(頭花)をつける。
白い花弁に見える部分は総苞片(花序全体を包む葉の変形したもの)である。
写真は8月に八幡平で撮った。
学名:Anaphalis margaritacea
★山母子白い綿毛に覆われて
小振りの花をぽつぽつ咲かせ
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