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カルセオラリアはゴマノハグサ科キンチャクソウ属(カルセオラリア属)の一年草である。
分類体系によってはカルセオラリア科とされる。
同属の原産地は南アメリカやニュージーランドである。
ヨーロッパで数種の原種から交雑育成されたものが流通している。
和名を巾着草(キンチャクソウ)という。
草丈は20センチから30センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は2月から5月くらいである。
花は上唇が小さく、下唇が大きくスリッパ状になる。
花径は15ミリくらいである。
花の色は黄色、橙色、赤などのものがある。
写真はゴールデンセンセイション(Golden Sensation)という園芸品種である。
属名の Calceolaria はギリシャ語の「calceolus(スリッパ)」からきている。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
学名:Calceolaria 'Golden Sensation'
★スリッパの小さな形可愛いね
とりどりに咲くカルセオラリア
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油瀝青(アブラチャン)はクスノキ科クロモジ属の落葉低木である。
本州から九州にかけて分布し、山地の沢筋などに生える。
樹高は2~4メートルくらいである。
樹皮は赤褐色で小さな皮目がある。
枝は細かく分かれる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざはなく(全縁)、波打っている。
葉の表面は緑色、裏面は灰白色を帯びている。
開花時期は3~4月である。
開花は葉の展開に先立つ。
雌雄異株である。
雄花は淡い黄色で数個が固まってつく。
雌花は黄緑色で、雄花より小さい。
実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
直径15ミリくらいの球形で、黄色に熟する。
割れると、中に1個の種子が入っている。
和名の由来は、実や樹皮を絞って油を採り灯火に使ったことからきている。
属名の Lindera はスウェーデンの植物学者「ヨハン・リンデル(Johann Linder)さん」の名からきている。
種小名の praecox は「早咲きの」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
黄葉の写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Lindera praecox
★黄緑の花が可愛いアブラチャン
春一番を知らせるように
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日向水木(ヒュウガミズキ)はマンサク科トサミズキ属の落葉低木である。
本州の日本海側(石川県、福井県、岐阜県、京都府、兵庫県)、四国(高知県)に分布し、丘陵地などに生える。
また、庭木とされる。
海外では、台湾にも分布する。
樹高は1~3メートルくらいである。
樹皮は灰褐色をしている。
根元から複数の幹が生えて株立ち状となる。
葉は偏円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
表面は濃い緑色で、裏面は白味がかった淡い緑色である。
開花時期は3~4月である。
葉の展開に先立って開花する。
花の色は淡い黄色で、花径1センチくらいの5弁花である。
1つの花序につく花の数は1~3個で、近縁種の土佐水木(トサミズキ)よりも疎らである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来については、明智日向守光秀(所領は丹波)と関連づける説が有力である。
属名の Corylopsis はギリシャ語の「Corylus(ハシバミ属)+opsis(似た)」からきている。葉の形が似ていることから名づけた。
種小名の pauciflora は「少数花の」という意味である。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Corylopsis pauciflora
★温もりを抱えるように花開く
日向水木は早春の花
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ナルキッスス・スイートネス(Sweetness)はヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
ヨーロッパで改良された園芸品種の1つである。
イギリス王立園芸協会(Royal Horticultural Society)の分類では、「ジョンキラ系及びアポダンツス系」のグループに入れられている。
これは原種のジョンキラ水仙(Narcissus jonquilla)及びアポダンツス水仙(Narcissus apodanthus)の特徴を示すグループである。
その大きな特徴は強い香りがあることで、「芳香水仙」とも呼ばれる。
形状としては、1茎1~5花で、花被片は広がるか反り返る。
副花冠はカップ状か煙突状か朝顔状で、多くは横に広がる。
花茎を数本出すことが多い。
スイートネス(Sweetness)はジョンキラ水仙(ジョンキラスイセン)の系統である。
ジョンキラ水仙(ジョンキラスイセン)は和名でいうと黄水仙(キズイセン)のことである。
草丈は30~40センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は3~4月である。
花は中輪で、花被片と副花冠はともに鮮やかな黄色である。
花にはよい香りがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。
種小名の jonquilla は「イグサ属(Juncus)」の縮小形である。
品種名の Sweetness は「芳香」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Narcissus Jonquilla 'Sweetness'
★芳しい香りともない咲き出ずる
スイートネスは色もすっきり
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ナルキッスス・キクラミネウスはヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
種小名の読み方は「シクラミネウス」とするものもある。
園芸品種のティタテイト(Tete-a-tete)が日本ではよく出回っている。
原産地はイベリア半島である。
イギリス王立園芸協会(Royal Horticultural Society)の分類では、キクラミネウス種とされている。
1茎1花で、花弁が後ろに反り返って咲くのが特徴である。
草丈は5~10センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は3~4月である。
ラッパ状の副花冠は花弁の長さとほぼ等しい。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。
種小名の cyclamineus は「シクラメン咲きの」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。
学名:Narcissus cyclamineus
★あれこれは咲いているのかいないのか
近づき見れば妖精のよう
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三椏(ミツマタ)はジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木である。
原産地は中国の南部である。
日本へは室町時代に渡来した。
虫の害を受けにくいことから主に紙幣や証券用紙の原料として利用されている。
また、四国や九州では野生化している。
大輪三椏(タイリンミツマタ)はその園芸品種である。
特徴は花が大きいことである。
樹高は1~2メートルである。
葉は細長い楕円形で、互生(互い違いに生える)。
葉の表面は鮮やかな緑色で、裏面には毛が密生する。
開花時期は2~4月である。
葉の展開に先立って花をつける。
花には花弁がなく、花弁のように見えるのは萼片である。
萼は黄色い筒形で、外側は白い絹毛で覆われている。
内側が黄色く、先端は花弁状となる。
なお、三椏(ミツマタ)という和名の由来は、枝が三つに分かれるところからきている。
俳句では「三椏の花」が春の季語である。
属名の Edgeworthia はイギリスの植物学者「エッジワース(M. P. Edgeworth)さん」の名からきている。
種小名の chrysantha は「黄色の花の」という意味である。
品種名の Tairin は「大輪」のことである。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Edgeworthia chrysantha 'Tairin'
★大きくてまるでポンポン見るような
三椏の花風にゆらゆら
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