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アネモネ・ブランダはキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸の東部地域である。
岩の多い場所や開けた森などに生える。
和名は花アネモネ(ハナアネモネ)である。
草丈は10~20センチくらいである。
根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、小葉には切れ込みがある。
開花時期は3~4月である。
茎先に1輪ずつ花径2~4センチくらいの白い花をつける。
花の色は青紫色やピンクのものもある。
花弁のように見えるのは萼片である。
雄しべ、雌しべはたくさんある。
英名はグレシアン・ウインドフラワー(Grecian windflower)である。
グレシアンは「ギリシャの」という意味である。
属名の Anemone はギリシャ語の「anemos(風)」からきている。
種小名の blanda は「愛らしい」という意味である。
上の写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
下の写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
ホワイトスプレンダー(White Splendour)という園芸品種である。
学名:Anemone blanda
学名:Anemone blanda 'White Splendour'
★妖精を思わすような白い花
黄金の雄しべアクセントにして
今日の花ドットコム
花図鑑
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アンドロサケ・カルネアはサクラソウ科トチナイソウ属の多年草である。
原産地はアルプス山脈及びピレネー山脈である。
標高1200メートルから3000メートルの湿った岩場に生える。
草丈は5センチから15センチくらいである。
根際から生える葉は細い線形である。
自生地での開花時期は7月から8月である。
日本では3月から5月に花をさかせる。
茎先に数輪の白い小さな5弁花をつける。
花の色は桃色を帯びるものもある。
喉の部分は黄色である。
雄しべは5本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Androsace の語源は「andros(雄)+sakos(楯(たて)」である。
種小名の carnea は「肉色の」という意味である。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Androsace carnea
★いかにもの高山の花背は低く
風に負けずに綺麗に咲いて
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花図鑑
バンクシア・インテグリフォリアはヤマモガシ科バンクシア属の常緑高木である。
オーストラリアの東部に分布し、沿岸地域の斜面に生える。
英名はコースト・バンクシア(coast banksia)である。
樹高は5メートルから15メートルくらいである。
葉は長い倒卵形で、つけ根の部分は細くなる。
葉の質は革質で、表面は濃い緑色、裏面は灰白色である。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
日本での開花時期は1月から2月である。
原産地では周年開花をする。
長さが10センチから15センチある円筒形の穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い黄色の花をつける。
ブラシのような筒の部分は、数百から数千の花の集合体である。
長く飛び出しているのは花柱(雌しべの一部で柱頭と子房とをつなぐ部分)である。
花被片が4枚あり、それぞれに雄しべが1本ずつつく。
花の後にできる実は木質の袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
種小名の integrifolia は「全縁葉の」を意味する。
バンクシアの仲間の葉はぎざぎざ(鋸歯)のあるものが多く、本種は少数派である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Banksia integrifolia
★いろいろな仲間がいるねバンクシア
ちょっと素敵な黄色いブラシ
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花図鑑
ギムノスタキウム・ケイラニクムはキツネノマゴ科ギムノスタキウム属の多年草である。
種小名の読み方は「セイラニカム」とするものもある。
原産地はスリランカである。
草丈は20センチから30センチである。
全体に毛が生える。
茎は地を這って広がる。
根際から生える葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質で、先は尖らない。
葉脈に沿って銀白色の斑が入る。
開花時期は不明である。
温室では冬から夏にかけて花をつけるようだ。
花冠は漏斗状で、先が5つに裂ける。
花冠の外側は紅紫色、内側は黄色である。
種小名の ceylanicum は「セイロンの」を意味する。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Gymnostachyum ceylanicum
★美しい葉っぱがぼくの見せ所
花はシックなツートンカラー
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花図鑑
樹豆(キマメ)はマメ科キマメ属の常緑低木である。
熱帯から亜熱帯にかけて広く分布し、特にインドでは生産量が多い。
日本では沖縄に導入されている。
若い莢や種子が野菜ととして利用される。
高蛋白質、高脂肪で、スープなどの料理に使われるほか、製粉したりもやしにしたりと、用途は広い。
樹高は1メートルから4メートルくらいである。
よく枝分かれをする。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は長い楕円形である。
沖縄での開花時期は秋から冬である。
花は黄色く、マメ科特有の蝶形をしている。
漢字では「木豆」とも書く。
また、琉球豆(リュウキュウマメ)とも呼ばれている。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Cajanus cajan
★にょっきりと背を伸ばしてる樹豆の木
黄色い花と赤い莢つけ
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花図鑑
ヒビスクス・セントジョニアヌスはアオイ科フヨウ属の常緑低木ないし小高木である。
ハワイのカウアイ島固有種である。
同島北西部の標高150メートルから890メートルの地域に生える。
ヒビスクス・コキオ(Hibiscus kokio)の亜種とする考え方もある。
樹高は3メートルから7メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には艶がある。
開花時期は周年である。
花径5センチから7センチくらいのオレンジ色ないし黄色の花をつける。
花弁は5枚、萼片も5枚である。
雄しべはたくさんあり、花糸がつけ根の部分で合着して筒状になり突き出る。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Hibiscus saintjohnianus(=Hibiscus kokio subsp. saintjohnianus)
★カウアイの島に静かに咲くという
きれいな花に思いを馳せて
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花図鑑
ヒベルティア・ペデュンクラタはビワモドキ(ディレニア)科ヒベルティア属の常緑半低木である。
属名の片仮名表記は「ヒバーティア」とするものもある。
ヒベルティア属は150種くらいあり、その大部分がオーストラリアに分布する。
本種の原産地もオーストラリアである。
東海岸のニューサウスウェールズ州、東ヴィクトリア州に生える。
樹高は1メートル未満である。
葉は線形で、長さ3ミリから10ミリと小さい。
開花時期はほぼ周年である。
葉の上まで花茎を伸ばし、花径12ミリくらいの小さな黄色い5弁花をつける。
写真は5月に北大植物園で撮った。
Hibbertia pedunculata
★また一つ個性豊かな花を見て
世界の広さ実感をして
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