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金花茶(キンカチャ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
中国広西省南部のベトナムに近い地方に分布し、熱帯雨林の中に生える。
中国では「茶」は「椿」を意味する。
発見されたのは1965年のことである。
中国の天然記念物にも指定され、国外への持ち出しは禁止されてきた。
日本へ渡来したのは1980年である。
樹高は2~5メートルである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は長さが10~15センチと大きく、表面に光沢がある。
開花時期は11~3月である。
鮮やかな黄色い花を咲かせる。
花には芳香がある。
英名はゴールデンカメリア(golden camellia)である。
黄花を咲かせる椿の原種になっている。
中国では、糖尿病治療にも使われているという。
写真は1月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Camellia chrysantha
★香りよく黄も鮮やかな金花茶は
春の喜び伝えるように
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花図鑑
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ツンベルギア・サンダンスはキツネノマゴ科ヤハズガズラ属(ツンベルギア属)の蔓性常緑多年草である。
ツンベルギア属は熱帯アジアやアフリカなどに分布し、多くの品種がある。
本種はイギリスで作出された園芸品種である。
和名を矢筈葛(ヤハズカズラ)というツンベルギア・アラータ(Thunbergia alata)と感じが似ている。
花びら(花冠の裂片)はレモンイエローで、花の真ん中は暗い紫色をしている。
比較をしてみると、矢筈葛(ヤハズカズラ)の花びらには丸みがあるが、本種は切れ込みが深い。
また、花びらの色も淡い。
花径は5~7センチくらいある。
開花時期は12~2月くらいである。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室で撮った。
学名:Thunbergia cv. Sundance
★鮮やかなレモンイエロー故郷を
離れ幽(かそけ)き思いに揺れて
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花図鑑
島夏枯草(シマカコソウ)はシソ科キランソウ属の多年草である。
小笠原諸島の固有種である。
父島、母島に分布し、山地のやや湿った林の縁などに生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧ⅠA類(CR)に登録されている。
草丈は20センチくらいである。
茎は地を這って広がる。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は12~1月くらいである。
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をつける。
花冠は筒状で、先が唇形に裂ける。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Ajuga boninsimae
★小さくて肉眼なんて役立たない
咲いているかと半信半疑
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花図鑑
喜望峰蛭蓆(キボウホウヒルムシロ)はレースソウ科レースソウ属の多年草である。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
別名を水山査子(ミズサンザシ)という。
浮葉植物で、花は「山査子」のようなよい香りがする。
葉は細長い卵形で、長い柄を伸ばして水面に浮く。
開花時期は11~4月くらいである。
ただし厳寒期は咲かない。
水面上に10センチくらいの花茎を伸ばし、白い花をつける。
花弁は1枚で、葯(雄しべの花粉を入れる袋)は茶色い。
葉は調理用とされ、ヨーロッパでも栽培されている。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Aponogeton distachyos
★冬に咲く姿不思議な白い花
魅せられしばし立ち止まり見て
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花図鑑
水仙(スイセン)はヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
日本水仙(ニホンズイセン)は房咲き水仙(フサザキスイセン)の仲間である。
房咲き水仙(フサザキスイセン)の原産地は地中海沿岸地方で、シルクロードを経由して中国にもたらされた。
日本へは、平安時代に遣唐使などによって薬草として持ち込まれ、野生化して日本水仙(ニホンズイセン)となった。
草丈は40センチくらいである。
根際から生える葉は平たい線形で、4~6枚ある。
開花時期は12~3月である。
花の色は外側が白く、真ん中にある副冠といわれる筒状の部分黄色い。
俳句では「水仙」や「水仙花」が春の季語である。
写真は12月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Narcissus tazetta var. chinensis
★お世辞など言っては厭よおほほのほ
自慢顔して水仙の咲き
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花図鑑
三波川冬桜(サンバガワフユザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
豆桜(マメザクラ:Prunus incisa)と大島桜(オオシマザクラ:Prunus speciosa)の種間交雑種と考えられている。
群馬県鬼石町三波川の桜山公園に植栽されたことが名の由来で、ここに植えられているものは国の天然記念物に指定されている。
別名を小葉桜(コバザクラ)ともいう。
春の桜のように一斉には咲かず、冬と春の年2回開花する。
寒い北風に吹かれると蕾は開かずに冬を越し、春に暖かくなってから花がまた咲くのだそうである。
しかし、大船植物園の花は1月の雪の中でもしっかりと開いていた。
なお、冬桜(フユザクラ)と同様に二度咲きする十月桜(ジュウガツザクラ)という品種があるが、これは小彼岸桜(コヒガンザクラ)の系統で別のものである。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Prunus x parvifolia cv. Parvifolia
★小止みなく降り積む雪で薄化粧
冬の桜は目を楽しませ
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