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淡雪栴檀草(アワユキセンダングサ)はキク科センダングサ属の一年草である。
原産地は北アメリカである。
現在では世界の熱帯、亜熱帯地方に広く分布している。
日本へは戦後に渡来し、鹿児島県や沖縄県に帰化している。
草丈は30~100センチくらいである。
茎の断面は四角形である。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、向かい合って生える(対生)。
立ち性のものを立ち淡雪栴檀草(タチアワユキセンダングサ:Bidens pilosa var. radiata)として区別する場合もある。
開花時期は周年である。
舌状花は白く5~7枚くらいある。
筒状花は黄色い。
花径は3センチくらいである。
沖縄での方言名は刺し草(サシクサ)という。
黒い針状の種子が衣服などにびっしりとつく。
繁殖力は極めて強い。
写真は12月に沖縄県名護市のネオパーク沖縄で撮った。
学名:Bidens pilosa var. bisetosa
★愛らしい姿にふっと微笑むが
聞けばなかなかしぶとい草と
花図鑑
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シクラメン・キリキウムはサクラソウ科シクラメン属の多年草である。
種小名の片仮名表記は「シリシウム」とするものもある。
原産地はトルコの南部である。
草丈は10センチくらいである。
葉は円心形で、縁は波打つ。
開花時期は10~12月くらいである。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花径は2センチくらいで、花弁は細い。
花の色はピンクだが、白花の変種もある。
写真は10月に神代植物公園の野草展で撮った。
学名:Cyclamen cilicium
★妖精の舞うがごとくにキリキウム
秋晴れの空目にも眩しく
花図鑑
アンスリウム・アンドレアヌムはサトイモ科ベニウチワ属の常緑多年草である。
原産地は南アメリカのコロンビアからエクアドルにかけた一帯である。
和名を大紅団扇(オオベニウチワ)という。
アクロポリス(Acropolis)はその園芸品種である。
特徴は、仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)が白くて大形であることである。
本当の花は、中心にある棒状の肉穂花序(柄のない花が花茎に均等につき、主軸が肉厚に膨らんだもの)の部分である。
長い期間楽しめ、鉢物や切り花としても人気がある。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名 Anthurium andraeanum cv. Acropolis
★純白の苞が姿を変えて見せ
清々しいよアクロポリスは
花図鑑
アマゾンリリー(Amazon lily)はヒガンバナ科エウカリス属の多年草である。
原産地はコロンビアからペルーにかけてのアンデス山地である。
純白の花は香りもよく、結婚式のブーケやコサージュに使われるという。
和名は擬宝珠水仙(ギボウシズイセン)である。
根際から生える葉は卵形で大きい。
それが擬宝珠(ギボウシ)に似ていて、水仙(スイセン)のような花を咲かせるというのが由来である。
アマゾン百合(アマゾンユリ)、ユーチャリス、エウカリスなどの流通名もある。
開花時期は6~7月だが、暖地では周年開花をする。
花径6~8センチの白い花を数輪つける。
花被片は6枚である。
花筒部が長くて曲がり、垂れ下がるように咲く。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Eucharis grandiflora
★アンデスの山懐に抱かれて
香り立ち咲くアマゾンリリー
花図鑑
カメリア・ドルピヘラはツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
原産地は中国南部やベトナムである。
和名は油椿(アブラツバキ)という。
ただし、この名前は油茶(ユチャ)にも用いられる。
植物分類学上は油茶(ユチャ)の一系統と考えられているという。
日本へは1970年にアメリカから渡来した。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の表面は暗い緑色をしている。
開花時期は12~2月くらいである。
花の色は白く、花弁は6~7枚である。
花弁は細長く、先は立ち上がる。
花にはよい香りがある。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Camellia drupifera
★謎多き椿の花は葉の陰で
微笑むように花を開いて
花図鑑
スノーランド(Snowland)はキク科レウカンテマム属の一年草である。
原産地はスペイン、ポルトガルなど地中海沿岸である。
日本へは1970年代に渡来した。
原種はクリサンセマム・パルドサム(Chrysanthemum paludosum)という。
クリサンセマム(Chrysanthemum)はキク科キク属を示す学名である。
レウカンテマム・パルドサム(Leucanthemum paludosum)という学名を使う場合もある。
スノーランドのほかに、ノースポール(North Pole)などの品種がある。
スノーランドは、クリサンセマム・パルドサム(Chrysanthemum paludosum)の中でも大輪で、矮性の品種である。
クリサンセマム・スノーランドの名で呼ばれることもある。
草丈は20~30センチくらいである。
葉は羽状で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は11~5月である。
秋から春まで長く花を楽しめる。
舌状花は白く、筒状花は黄色い。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Leucanthemum paludosum cv. Snowland(=Chrysanthemum paludosum cv. Snowland)
★身をかがめ覗いてみれば清楚なる
スノーランドの花に出合いて
花図鑑
浜姫榊(ハマヒサカキ)はツバキ科ヒサカキ属の常緑低木である。
本州の中部地方から沖縄にかけて分布し、海岸に生える。
公園や庭の低い植え込みなどにも使われている。
海外では、朝鮮半島の南部や中国にも分布する。
樹高は150~500センチくらいである。
長い楕円形の葉は厚くて先は丸く、互い違いに生える(互生)。
開花時期は10~2月である。
葉の脇に白い小さな5弁花をつける。
花の後には球形の実をつける。
実は緑から黒に変わる。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Eurya emarginata
★小さくて白い花びらちょいとつけ
浜姫榊は寒さに負けず
花図鑑
ゆかり椿(ユカリツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑高木である。
「ゆかり」を漢字でどう書くのかははっきりしない。
原産地は香港である。
漢名を「香港毛蕊茶」ないし「尖葉茶」という。
英名はポインテッドリーフ・カメリア(Pointed-leaf Camellia)である。
学名からカメリア・アッシミリスとも呼ばれる。
特徴は葉先が尾状に尖ることである。
開花時期は11~3月と長い。
花は白い小輪でたくさんつく。
観賞用とされる。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Camellia assimilis
★香港が故郷というこの椿
葉先尖れど小花は可憐
花図鑑
沖縄ていしょう草(オキナワテイショウソウ)はキク科モミジハグマ属の多年草である。
鹿児島県の奄美大島から沖縄県にかけて分布し、平地や山地の林の中に生える。
和名の由来ははっきりしないが、「禎祥草」と書くという説もある。
分類上は、台湾や中国に分布する中原白熊(ナカハラハグマ)の変種とされている。
別名を沖縄白熊(オキナワハグマ)、丸葉白熊(マルバハグマ)という。
草丈は40~80センチくらいである。
葉は卵円形で、茎の中くらいに輪状に集まってつく。
葉には長い柄があり、葉の縁には不揃いのぎざぎざ(鋸歯)がある。
自生地での開花時期は10~2月くらいである。
茎先に細長い花序を総状に出し、白い花(頭花)をつける。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Ainsliaea macroclinidioides var. okinawensis
★鎮座する花の姿はおとなしく
可憐に見える仲間に比べ
花図鑑
台湾山茶花(タイワンサザンカ)はツバキ科ツバキ属の常緑小高木である。
台湾の固有種である。
原産地は種子から油を搾るために栽培される。
日本へは1967年に導入された。
葉は楕円形ないし長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で艶がある。
葉の色は鮮やかな緑色で、葉脈はやや不鮮明である。
開花時期は11~1月である。
花の色は白い。
花弁数は5~6枚で、横に平らに開く。
花径は3センチくらいの小輪で散りやすいが、次々と花を咲かせる。
写真は12月に小石川植物園で撮った。
学名:Camellia tenuiflora
★台湾のどんなところに咲くのかな
小振りだけれど凛と開くよ
花図鑑
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