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沖縄ていしょう草(オキナワテイショウソウ)はキク科モミジハグマ属の多年草である。
鹿児島県の奄美大島から沖縄県にかけて分布し、平地や山地の林の中に生える。
和名の由来ははっきりしないが、「禎祥草」と書くという説もある。
分類上は、台湾や中国に分布する中原白熊(ナカハラハグマ)の変種とされている。
別名を沖縄白熊(オキナワハグマ)、丸葉白熊(マルバハグマ)という。
草丈は40~80センチくらいである。
葉は卵円形で、茎の中くらいに輪状に集まってつく。
葉には長い柄があり、葉の縁には不揃いのぎざぎざ(鋸歯)がある。
自生地での開花時期は10~2月くらいである。
茎先に細長い花序を総状に出し、白い花(頭花)をつける。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Ainsliaea macroclinidioides var. okinawensis
★鎮座する花の姿はおとなしく
可憐に見える仲間に比べ
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