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中原蘭(ナカハララン)はラン科クモキリソウ属の多年草である。
台湾、中国の雲南省、インドシナ半島、フィリピンに分布し、樹幹や岩壁に生える着生種である。
異名をリパリス・ディスタンスという。
草丈は20~30センチである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期11~2月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径15ミリくらいの緑色の花をたくさんつける。
属名の Liparis はギリシャ語の「liparos(輝く)」からきている。滑らかで艶のある葉を持つことから名づけられた。
種小名の nakaharai は「中原さんの」という意味である。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Liparis nakaharai(=Liparis distans)
★繋がりが見えてきたんだ中原蘭
歴史を秘めて台湾に咲く
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