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プリムラ・オブコニカはサクラソウ科サクラソウ属の多年草である。
原産地は中国西部である。
草丈は30~40センチくらいである。
根際から生える葉は卵円形である。
葉には皺があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は12~4月である。
茎先に花径3~5センチの大輪が輪状に咲く。
花冠は5枚に分かれ、裂片の先は2つに割れている。
花茎が次々と伸び、花期も長い。
花の色は赤、サーモン、桃色、白、薄紫色などがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名を常磐桜(トキワザクラ)という。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他の花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の obconica は「倒円錐形の」という意味である。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Primula obconica
★大輪を次から次と花開き
常磐桜の名を欲しいまま
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