忍者ブログ
色別・月別の花図鑑です
<< 10  2024/11  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30    12 >>
[9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

プレウロタリス・ユカタネンシス

プレウロタリス・ユカタネンシスはラン科プレウロタリス属の多年草である。
メキシコ、グアテマラ、ベリーズ、ニカラグアに分布する着生種である。
草丈は5センチくらいである。
葉はへら形である。
開花時期は冬である。
花径2ミリくらいの小さい黄色の花をたくさんつける。
属名の Pleurothallis はギリシャ語の「pleuron(肋骨)+ thallos(梢)」からきている。肋骨のような形に枝分かれすることから名づけられた。
種小名の yucatanensis は「ユカタン半島の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Pleurothallis yucatanensis


★ユカタンの地名に思わず血が騒ぐ
 どんな歴史を秘めて咲くのか


プレウロタリス・ユカタネンシス

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


PR
中原蘭(ナカハララン)

中原蘭(ナカハララン)はラン科クモキリソウ属の多年草である。
台湾、中国の雲南省、インドシナ半島、フィリピンに分布し、樹幹や岩壁に生える着生種である。
異名をリパリス・ディスタンスという。
草丈は20~30センチである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期11~2月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径15ミリくらいの緑色の花をたくさんつける。
属名の Liparis はギリシャ語の「liparos(輝く)」からきている。滑らかで艶のある葉を持つことから名づけられた。
種小名の nakaharai は「中原さんの」という意味である。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Liparis nakaharai(=Liparis distans)


★繋がりが見えてきたんだ中原蘭
 歴史を秘めて台湾に咲く


中原蘭(ナカハララン)

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


芥子菜(カラシナ)

芥子菜(カラシナ)はアブラナ科アブラナ属の越年草である。
中央アジアや中国が原産地だと考えられている
日本へは弥生時代に渡来した。
栽培されるほか、川沿いの土手などにも野生化している。
草丈は50~150センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄があり、長さ10~15センチくらいである。
葉は羽状に裂ける。
開花時期は1~4月くらいである。
黄色い十字形の花を咲かせる。
花の後にできる実は長角果(アブラナなどの果実で細長いもの)である。
種子は球形で辛味があり、粉末にしたものが芥子(からし)である。
葉は漬物や炒め物などに利用される。
写真は沖縄芥子菜(オキナワカラシナ)である。
沖縄では島菜(シマナー)と呼ばれ、炒め物にする葉野菜の代表格である。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の juncea は「イグサ属(Juncus)に似た」という意味である。
変種名の cernua は「前屈した」という意味である。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Brassica juncea var. cernua


★芥子菜は芥子にもなる花なのか
 二つのものが糸で結ばれ


芥子菜(カラシナ)

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


プリムラ・ポリアンタ

プリムラ・ポリアンタはサクラソウ科サクラソウ属の多年草である。
読み方はプリムラ・ポリアンサとする場合もある。
原産地はヨーロッパである。
原種ではなく、プリムラ・ベリス(Primula veris)とプリムラ・ブルガリス(Primula vulgaris)との交配種といわれている。
和名を九輪桜(クリンザクラ)という。
夏に弱いので園芸的には一年草扱いをされる。
草丈は5~20センチくらいである。
根際から生える葉は卵円形である。
開花時期は11~5月である。
花径6~8センチくらいあり、太い花茎に輪生して咲く。
花の色も赤、桃色、黄色、橙色、白、青、赤紫などと多彩で、花径10センチを超える大輪花も生まれている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他の花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の polyantha は「たくさん花の咲く」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
品種名はセブンティースカーレットである。
学名:Primula x polyantha


★賑やかに春の花壇を彩って
 咲くポリアンタ乙女のごとく


プリムラ・ポリアンタ

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


チロリアンデージー

デージー(daisy)はキク科ヒナギク属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
耐暑性がないので園芸上は一年草として扱われる。
和名は雛芥子(ヒナゲシ)である。
チロリアンデージー(Tyrolean Daisy)はその園芸品種である。
ロベラ、ヨーゼフ、ハイジ、クララなどと名づけられた種類がある。
写真はロベラである。
草丈は10~15センチくらいである。
根際から生える葉はへら形である。
開花時期は12~5月である。
早咲きの大輪で、花径は3~5センチくらいある。
花色は鮮やかなサーモンピンクで、万重咲きでボール状に花びらがつく。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Bellis はラテン語の「bellus(美しい)」からきている。
種小名の perennis は「多年生の」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Bellis perennis 'Tyrolean Daisy'


★ぽんぽんを思わすようにこんもりと
 花を咲かせる乙女の姿


チロリアンデージー

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


シクラメン・コウム

シクラメン・コウムはサクラソウ科シクラメン属の多年草である。
属名の読み方は「キクラメン」とするものもある。
原産地は東ヨーロッパから西アジアにかけた一帯である。
草丈は5~10センチくらいである。
根際から生える葉は円形である。
葉には斑入りのものなどがありバリエーションが多い。
花も葉も園芸品種に比べると小振りである。
開花時期は1~3月である。
花径は1センチくらいである。
花の色は白、桃色、赤紫色などである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Cyclamen はギリシャ語の「cyklos(円)」からきている。球形に近い球根の形からつけられた名である。
種小名の coum は「(ギリシャの)コス島(Cos)の」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Cyclamen coum


★虫メガネ欲しくなるほど小さいが
 愛らしい花シクラメン・コウム


シクラメン・コウム

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


オドントグロッスム・プラエスタンス

オドントグロッスム・プラエスタンスはラン科オドントグロッスム属の多年草である。
コロンビア、エクアドル、ペルーに分布し、標高1600~2000メートルの湿った森林に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬から春である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径4センチくらいの淡い黄色い花をつける。
花には赤褐色の斑が入る。
唇弁は白い。
属名の Odontoglossum はギリシャ語の「odontos(歯)+glossa(舌)」からきている。
種小名の praestans は「秀れた」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Odontoglossum praestans


★気品ある花の姿に腕を組む
 蘭の魅力を余すことなく


オドントグロッスム・プラエスタンス

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


キャットテール

キャットテール(cat's tail)はトウダイグサ科エノキグサ属(アカリファ属)の常緑多年草である。
原産地は西インド諸島である。
同属の紅紐の木(ベニヒモノキ)とよく似ている。
学名のアカリファ・レプタンスで表示するところもある。
草丈は20~30センチくらいである。
匍匐性がある。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~11月だが、暖地では周年開花をする。
長さ5~6センチの赤い柔らかな花穂をつける。
花穂は紅紐の木(ベニヒモノキ)よりも短い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
この赤い花穂を猫のシッポに見立てたのが名の由来である。
属名の Acalypha はギリシャ語の「acalephe(イラクサ)」からきている。
種小名の reptans は「匍匐性の」という意味である。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Acalypha reptans


★色水につけて染めたか猫じゃらし
 キャットテールは不思議な姿


キャットテール

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


エントモフォビア・キナバルエンシス

エントモフォビア・キナバルエンシスはラン科エントモフォビア属の多年草である。
原産地はカリマンタン島である。
草丈は30センチくらいである。
開花時期は周年である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな白い花をたくさんつける。
萼片は緑色である。
属名の Entomophobia はギリシャ語の「entomos(虫)+phobia(恐れ)」からきている。
種小名の kinabaluensis は「キナバル山の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Entomophobia kinabaluensis


★キナバルの名前のついたランの花
 南の島の香り伝えて


エントモフォビア・キナバルエンシス

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


アングレクム・ゲルミニアヌム

アングレクム・ゲルミニアヌムはラン科アングレクム属の常緑多年草である。
マダガスカル島、マスカレン諸島、コモロ諸島に分布する着生種である。
草丈は50センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は冬から春である。
花の色は白く、距が長い。
花径は8センチくらいになる。
花は夜間に芳香を発する。
属名の Angraecum はマレー語の「angurek(着生植物)」からきている。
種小名の germinyanum は19世紀のフランス人のラン愛好家「ジェルミニー(Aderin de Germiny)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Angraecum germinyanum


★たくさんの葉っぱが一つの個性かな
 アングレクムにまた出合ったよ


アングレクム・ゲルミニアヌム

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


前のページ      次のページ
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カウンター



楽  天
PR


AmazonStore
by amanatu

最新CM
[10/06 ニコラス・屁イジ]
[09/09 龍]
[09/08 ひとえ]
最新TB
プロフィール
HN:
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析




Powered by Ninja Blog    template by Temp* factory    photo by 空色地図 -sorairo no chizu-    icon by Atelier Black/White

忍者ブログ [PR]