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無人小小ん坊(ムニンシャシャンボ)はツツジ科スノキ属の常緑低木である。
小笠原諸島の固有種である。
日当たりの良い尾根や斜面に生える。
苔桃(コケモモ)などに近い仲間である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
樹高は1~2メートルである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は1~3月くらいである。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い鐘状の小さな花をたくさんつける。
花の形は細長く、先は小さく5つに裂ける。
実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、黄緑色から暗い紫色に熟する。
食べると甘いが、あまり結実はしないという。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Vaccinium boninense
★尖んがった花がとっても可愛いよ
もうすぐ開く無人小小ん坊
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