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臼の木(ウスノキ)はツツジ科スノキ属の落葉低木である。
北海道から九州の北部にかけて分布し、山地の林の中や岩場などに生える。
別名を角実酢の木(カクミスノキ)とい。
樹高は50センチから100センチくらいである。
葉は卵形ないし細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には短い柄があり、先は尖る。
葉のつけ根はくさび形で、縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月から6月である。
枝先に短い総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、1、2個の花を下向きにつける。
花冠は緑白色で赤味を帯び、壺形をしている。
先は浅く5つに裂け反り返る。
雄しべは10本である。
実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で先が5つに割れる。
酸味があり、赤く熟すと食べられる。
写真は5月に日光植物園で撮った。
実の写真は8月に日光植物園で撮った。
学名:Vaccinium hirtum var. pubescens
★枝先にちょんと顔出す赤い実は
これが臼の木どんな味かな
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