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岩鬚(イワヒゲ)はツツジ科イワヒゲ属の常緑小低木である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山帯の岩礫地や砂礫地に生える。
海外では、サハリン、カムチャツカ、アラスカなどの寒帯地域にも分布する。
樹高は5センチくらいである。
よく枝分かれをし、地を這って枝を広げる。
葉は細い鱗片状の葉で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁は白く、毛は生えていない。
自生地での開花時期は7~8月である。
枝の上部の葉の脇から花柄を出し、花径7~8ミリの釣鐘状の花を下向きにつける。
花の色は白ないし淡い紅色を帯び、花冠の先は浅く5つに裂ける。
萼片は5枚である。
雄しべは10本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、上を向き赤く熟する。
和名の由来は、岩場に生え葉が鬚のように見えるところからきている。
属名の Cassiope はギリシャ神話の女神アンドロメダの母親「カシオペア(Cassiopeia)」の名からきている。
種小名の lycopodioides は「ヒカゲノカズラ属(Lycopodium)に似た」という意味である。
写真は6月に旭山動物園で撮った。
学名:Cassiope lycopodioides
★岩鬚の隙にちょっとぶら下がり
咲く花姿ただ愛らしく
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