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姫鷺苔(ヒメサギゴケ)はゴマノハグサ科サギゴケ属の多年草である。
九州の南部から沖縄県にかけて分布し、山地の渓流沿いに生える。
海外では、台湾やニューギニア島にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ⅠA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は5センチくらいである。
鷺苔(サギゴケ)と異なり、匍匐茎は出さない。
草丈は5センチから15センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形である。
葉の縁には切れ込んだぎざぎざ(鋸歯)があり、先は丸い。
開花時期は4月から9月くらいである。
花の色は白く、筒状で先は唇形になる。
写真は10月につくば植物園の絶滅危惧植物展で撮った。
学名:Mazus goodenifolius
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