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紀伊仙人草(キイセンニンソウ)はキンポウゲ科センニンソウ属の蔓性多年草である。
紀伊半島南部(和歌山県、三重県、奈良県)と熊本県に分布し、山地の林の中や低木林に生える。
伸びた蔓は10~15メートルに達する。
葉は細長い楕円形で艶がある。
仙人草(センニンソウ)の葉は卵形なので、葉の形が違っている。
花径は1センチくらいである。
4枚の白い萼にたくさんの雄しべと数本の雌しべがある。
花弁はなく、花びらのように見えるのは萼片である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Clematis uncinata var. ovatifolia(=Clematis ovatifolia)
★青空に花の白さも際立って
神秘伝える紀伊仙人草
花図鑑
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