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虎杖(イタドリ)はタデ科イタドリ属の多年草である。
日本各地に分布し、道端や荒地などに自える。
茎は太く中空で、春に出始めた茎は生食したり漬け物にしたりする。
若い茎はかじると酸っぱいので「スカンポ」とも呼ばれる。
草丈は150~200センチくらいになる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉のつけ根の部分は水平である。
近縁種の大虎杖(オオイタドリ)は心形なので、ここで見分ける。
茎には節ごとに赤い斑紋が入る。
この茎に入る模様を虎の縞模様に見立てたのが「虎杖」の文字を充てた由来である。
開花時期は8~10月である。
雌雄異株である。
白い小花を穂状にたくさんつける。
雄花は漏斗形で先が5つに裂け、花粉が見える。
雌花は先が5つに裂け、中に3本の花柱(雌しべ)が見える。
雌花の後には、3つの稜がある長いハート形の実ができる。
名の由来は、疼(いた)みを取り去る効果があるので「疼取」と名づけられたとされる。
根茎は生薬で虎杖根(こじょうこん)といい、利尿、通経剤として用いられる。
俳句では、「虎杖」が春の季語、「虎杖の花」が夏の季語である。
写真は9月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Reynoutria japonica
★前触れの風花ふわり舞うごとく
北の川原に虎杖の咲き
☆虎杖は痛み取りたる効用の
あるを思えど可愛い花よ
花図鑑
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