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鏡蓋(ガガブタ)はミツガシワ科アサザ属の多年草である。
本州から沖縄にかけて分布し、低地の池や沼に生える。
海外では、中国、台湾、東南アジア、オーストラリアなどにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
葉の形は円心形で、睡蓮(スイレン)に似ている。
開花時期は6~9月である。
花の色は白く、花冠は星形に5つに深く裂ける。
花径は15ミリくらいである。
花冠の中心部は黄色く、裂片の表面には白毛が生える。
このような花の色から金銀蓮花(キンギンレンカ)という別名がある。
和名の由来は、葉の形を鏡の蓋に譬えて「鏡蓋」と呼んでいたものが転嫁したという。
英名はウォーター・スノーフレーク(water snowflake)である。
写真は9月に氷見市海浜植物園で撮った。
学名:Nymphoides indica
★星形の白い小花がぽっかりと
水に浮かんでゆらりゆらゆら
花図鑑
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