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リパリス・ラティフォリアはラン科クモキリソウ属(リパリス属)の多年草である。
中国の海南島、フィリピン、タイ、マレーシア、インドネシア、ニューギニアなどに分布する地生種である。
草丈は30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は秋から冬である。
長く伸びた茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、朱色の小さな花をたくさんつける。
花径は2センチくらいである。
属名の Liparis はギリシャ語の「liparos(輝く)」からきている。滑らかで艶のある葉を持つことから名づけられた。
種小名の latifolia は「広葉の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Liparis latifolia
★鮮やかな朱色の花が目を奪う
小さいけれど南国の色
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