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福寿草(フクジュソウ)はキンポウゲ科フクジュソウ属の多年草である。
フクジュソウ属は北半球に20種くらいある。
福寿草(フクジュソウ)は日本固有種である。
北海道から本州にかけて分布し、林の中や林の縁に生える。
また、栽培をされる。
正月用の花は促成栽培をされたもので、元日草(ガンジツソウ)とも呼ばれる。
旧暦の正月に開花することからつけられた名である。
乱獲によって自然のものは個体数を減らしている。
環境省のレッドデータブックで、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されていたこともある。
草丈は15~30センチくらいである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で細く裂け、互い違いに生える(互生)。
人参(ニンジン)の葉に似ている。
野生のものの開花時期は2~4月である。
下部に茎を包んでいた大きな鱗片(葉の変形したもの)が残り、その脇から花茎を伸ばす。
1つの花茎に1~4輪の花をつける。
花の色は鮮やかな黄色である。
花径は3~4センチあり、花びら(花弁)は20~30枚ある。
萼片は開花時期には花弁よりも長い。
成長した花では花弁と同じくらいの長さで、紫色を帯びる。
雄しべと雌しべはたくさんある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
四国と九州には四国福寿草(シコクフクジュソウ)が分布する。
俳句の季語は新年である。
属名の Adonis はギリシャ神話に出てくる青年の名からきている。ヨーロッパ産の赤い花を血にたとえたものである。
種小名の ramosa は「枝分かれした」という意味である。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Adonis ramosa
★緑葉にくるまれて咲く福寿草
春の歓び歌うが如く
☆こんもりと茂る葉中の福寿草
弾む心は花を見つけて
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