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パッシフローラ・キトリナはトケイソウ科トケイソウ属の多年草である。
原産地はグアテマラ、ホンジュラスである。
20世紀の後期になって発見された。
蔓性で他のものに絡まって伸びる。
葉は先が角のような形に2つか3つに裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3月から12月とほぼ周年である。
茎先に近い葉の脇から柄を出して、花径3センチから5センチの黄色い花をつける。
花弁が10枚あるように見えるが、花弁5枚、萼片5枚からなる。
花冠の真ん中にある副花冠も黄色い。
種小名の citrina には「シトロンのような」という意味がある。
シトロンはレモンに似た果実である。
読み方は「シトリナ」とするものもある。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Passiflora citrina
★睦まじく一つグラスのシトロンを
飲み交わす間に時は流れて
今日の花ドットコム
花図鑑
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ツンベルギア・マイソレンシスはキツネノマゴ科ヤハズカズラ属(ツンベルギア属)の蔓性常緑多年草である。
原産地はインドの南部である。
和名はマイソル矢筈葛(マイソルヤハズカズラ)である。
蔓性で草丈は10メートルにもなる。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は3月から8月である。
暖地では周年性がある。
長さが1メートルにもなる総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を垂れ下げる。
花径は4センチから5センチである。
花筒の内部は濃い黄色で、花冠を包む苞は鮮やかな赤褐色をしており、コントラストが美しい。
花冠の裂片が反り返るので、花は縦長に見える。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Thunbergia mysorensis
★不思議なる花の形が人目惹く
この世の花やマイソレンシス
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花図鑑
ターネラ・ウルミフォリアはターネラ科ターネラ属の常緑小低木である。
原産地は中南アメリカである。
樹高は60センチから120センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には不規則なぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から10月くらいである。
暖地では周年開花をする。
花の色は淡い黄色で、花径は5センチくらいある。
花の形は鐘状で、先が5つに裂ける。
花は一日花だが次々と開花する。
英名はセージローズ(sage rose)である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Turnera ulmifolia
★どことなく見慣れた花に見えるけど
紐解きみればほうと腕組み
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花図鑑
崑崙花(コンロンカ)はアカネ科コンロンカ属の常緑低木である。
鹿児島県の種子島から沖縄にかけて分布する。
海外では、台湾や中国の南部に分布する。
樹高は1メートルくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から7月くらいである。
暖地では周年開花をする。
白い葉のように見える部分は、萼片の 1 枚が大きくなったものである。
花は花径1センチくらいの星形で、黄色い。
名の由来は白い萼片の様子を崑崙山の雪に見立てたものだという。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Mussaenda parviflora
★葉なのかと思えば萼の変化した
姿と聞いて首を傾げて
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花図鑑
クロッサンドラ・インフンディブリフォルミスはキツネノマゴ科クロッサンドラ属の常緑小低木である。
原産地はインドの南部やスリランカである。
属名のクロッサンドラの名で流通している。
和名は上戸花(ジョウゴバナ)である。
樹高は30センチから100センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の表面は濃い緑色で艶があり、裏面は黄白色である。
開花時期は5月から11月である。
暖地では周年開花をする。
緑色の苞を連ねた花穂の回りに次々と花をつける。
花径は6センチくらいあり、花の色は橙色や黄色などである。
花は漏斗状で、先が5つに裂ける。
縁取雄蕊(ヘリトリオシベ)や狐の日傘(キツネノヒガサ)の別名がある。
英名はサマーキャンドル(summer candle)である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Crossandra infundibuliformis
★次々とバトンタッチを繰り返し
花の祭りだクロッサンドラ
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花図鑑
金鈴樹(キンレイジュ)はノウゼンカズラ科テコマ属の常緑小高木である。
原産地は北アメリカ南部、西インド諸島、メキシコ、ペルーである。
英名をイエローベル(yellow bells)という。
樹高は2メートルから7メートルくらいである。
樹皮は淡い灰色である。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)である。
小葉は長い楕円形で先が尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は春から夏だが、暖地では周年開花をする。
枝先に複数の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、トラッペット状をした鮮やかな黄色い花をたくさんつける。
花径は4センチから5センチで、花冠の先は縮れている。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
長さが10センチから20センチくらいある。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Tecoma stans
★美しい名前もらった金鈴樹
金の鈴の音聞こえるようで
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花図鑑
黄花花麒麟(キバナハナキリン)はトウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)の常緑多年草(常緑低木)である。
原産地はアフリカのマダガスカルである。
花の色が赤い花麒麟(ハナキリン)とは変種同士の関係である。
学名からユーフォルビア・ミリー・タナナリバエとして表示するところもある。
草丈は10センチから200センチくらいである。
茎には棘があって、サボテン状をしている。
棘は托葉(葉のつけ根にある付属体)の変化したものである。
葉は披針形で先が尖り、茎先にまとまってつく。
ただし、葉は若い茎にだけつき、古い茎は棘だけになる。
開花時期は4月から11月である。
暖地では周年開花をする。
葉の脇から杯状花序(杯状の総苞に包まれて雄花数個と雌花1個がある花序)を出し、黄色い花をつける。
ただし、花のように見えるのは苞で、
本当の花は真ん中にある小さなものである。
「花麒麟」の名の由来は、サボテンの木麒麟(モクキリン)に形が似ていて、よく花を咲かせるということからきている。
葉や茎を傷つけると出る乳液には有毒成分を含む。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Euphorbia milii var. tananarivae
★棘棘の茎を伸ばしてその先に
つける花びら笑みを誘いて
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花図鑑
柿葉カンコの木(カキバカンコノキ)はトウダイグサ科カンコノキ属の常緑低木である。
鹿児島県の屋久島から沖縄県にかけて分布し、平地や山地の林の中や林の縁に生える。
海外では、アジアの熱帯・亜熱帯地域に広く分布する。
樹高は1メートルから5メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、2列に互い違いに生える(互生)。
開花時期は不定期である。
葉の脇から散形花序(枝先に1つずつ花がつく)を出し、黄緑色の小さな花をつける。
花弁はなく、6枚の萼片が花弁のように開く。
花の後にできる実は扁球形で、緑色から赤橙色、黒へと変化する。
なお、カンコはカンコ舟(小形の木造船)のことで、葉の形を譬えたという。
本種の場合は「柿の葉」によく似ている。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Glochidion zeylanicum
★珍しい名前につられ花を見る
片仮名だけでは意味もわからず
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花図鑑
島寒菊(シマカンギク)はキク科キク属の多年草である。
本州の近畿地方から四国、九州にかけて分布し、日当たりのよい山麓に生える。
海外では、台湾、朝鮮半島、中国東部などにも分布する。
和名の由来は、九州北部一帯の海岸や島々などに大きな群落が見られたことによる。
別名を油菊(アブラギク)ともいう。
これは、江戸時代にこの花を油に浸したものを傷薬にしたことに由来する。
草丈は30センチから80センチくらいである。
葉は5つに中裂し、裏面には淡い緑色の毛が生える。
開花時期は10月から12月くらいである。
黄色い花(頭花)をつける。
舌状花も筒状花も黄色い。
写真は11月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Dendranthema indicum(=Chrysanthemum indicum)
★秋の陽を浴びて黄金の花揺れる
島寒菊は小振りに咲いて
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