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黄花花麒麟(キバナハナキリン)はトウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)の常緑多年草(常緑低木)である。
原産地はアフリカのマダガスカルである。
花の色が赤い花麒麟(ハナキリン)とは変種同士の関係である。
学名からユーフォルビア・ミリー・タナナリバエとして表示するところもある。
草丈は10センチから200センチくらいである。
茎には棘があって、サボテン状をしている。
棘は托葉(葉のつけ根にある付属体)の変化したものである。
葉は披針形で先が尖り、茎先にまとまってつく。
ただし、葉は若い茎にだけつき、古い茎は棘だけになる。
開花時期は4月から11月である。
暖地では周年開花をする。
葉の脇から杯状花序(杯状の総苞に包まれて雄花数個と雌花1個がある花序)を出し、黄色い花をつける。
ただし、花のように見えるのは苞で、
本当の花は真ん中にある小さなものである。
「花麒麟」の名の由来は、サボテンの木麒麟(モクキリン)に形が似ていて、よく花を咲かせるということからきている。
葉や茎を傷つけると出る乳液には有毒成分を含む。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Euphorbia milii var. tananarivae
★棘棘の茎を伸ばしてその先に
つける花びら笑みを誘いて
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