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ヘミグラフィス・レパンダはキツネノマゴ科ヒロハサギゴケ属(ヘミグラフィス属)の常緑多年草である。
ヘミグラフィス属は熱帯アジアを中心に60種くらいが分布する。
本種の原産地はマレーシアである。
草丈は10センチから20センチくらいである。
茎は横に這うようにして伸び、50センチから70センチくらいの長さになる。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は薄く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)があって波打つ。
葉の表面は灰緑色で赤紫色を帯び、裏面は紫色である。
開花時期は周年である。
小さな白い花で、花冠は5つに深く裂ける。
一日花である。
日本ではハンギング仕立てで観葉植物として楽しまれたりするが、熱帯地域ではグランドカバーや下草として利用される。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Hemigraphis repanda
★目立たない小さな白い花だけど
次々咲かす一日の命
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花図鑑
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長葉山椒草(ナガバサンショウソウ)はイラクサ科サンショウ属の多年草である。
宮崎県と長崎県対馬に分布し、山地の林の中に生える。
種小名 yosiei は発見者の吉江清朗氏に由来する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
中央脈に沿って白い斑が入ることが特徴である。
雌雄異株である。
開花時期は10月から4月くらいである。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Pellionia yoshiei
★細長い斑入りの葉っぱが特徴だ
地を這う姿に原始感じて
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花図鑑
ボルネオ素馨(ボルネオソケイ)はモクセイ科ソケイ属の蔓性常緑低木である。
原産地は熱帯アジアである。
茎はつけ根の部分からよく枝分かれをし、絡みついて蔓状に伸びる。
葉は卵形である。
開花時期は10月から5月である。
枝先や枝先近くに総状に白い花をつける。
花径は2センチから3センチで、花冠は6つから8つに大きく裂ける。
裂片の先は尖り、星形となる。
そこから星素馨(ホシソケイ)の別名がある。
花はよい香りがする。
英名はスタージャスミン(star jasmine)である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Jasminum multiflorum
★ふくよかな香りを放ち真っ白な
花を咲かせるボルネオ素馨
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花図鑑
吐喝喇野菊(トカラノギク)はキク科キク属の多年草である。
鹿児島県の屋久島からトカラ列島にかけて分布し、海岸近くに生える。
分類上は、薩摩野菊(サツマノギク)の変種とされている。
基本種と比べると、葉の裏面の毛の粗密に変異の見られる点に違いがあるという。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に新たに登録されている。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は幅の広い卵形で3つから5つに裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は11月から2月くらいである。
花径は4センチから5センチで、舌状花は白い。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum ornatum var. tokarense
★南海の小島で独自の進化した
エキゾチックな花は冬咲き
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花図鑑
鵯花(ヒヨドリバナ)はキク科ヒヨドリバナ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山野に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、フィリピンにも分布する。
名の由来は、ヒヨドリが鳴くころに花が咲くことからきているという説があるが、定かではない。
藤袴(フジバカマ)に似ているが、茎に毛が多いことや裂けない葉の形などで区別できる。
藤袴(フジバカマ)は古くに中国から渡来したが、鵯花(ヒヨドリバナ)は日本に元々自生する。
草丈は1メートルから2メートルである。
茎には紫色の斑点と縮れた毛があってざらつく。
葉は細長い長楕円形ないし披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には疎らなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から10月である。
茎先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白く小さい花(頭花)をたくさんつける。
花の色は稀に紫色を帯びるものもある。
頭花は筒状花が5個集まって1つの花になっている。
筒状花は浅く5つに裂けている。
花から飛び出している2本の細長い糸状のものは雌しべである。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Eupatorium chinense
★綺麗だと言ってもらうは無理なれど
個性あるねとせめての言葉
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花図鑑
丸葉ていしょう草(マルバテイショウソウ)はキク科モミジハグマ属の多年草である。
四国と九州の南部に分布し、林の中に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
和名の由来ははっきりしないが、「禎祥草」と書くという説もある。
「丸葉」は葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)がないことに由来する。
草丈は40センチから60センチくらいである。
根際から生える葉は卵形で、ロゼット状となる。
葉の先は丸く、軟らかい毛が密生して緑白色をしている。
開花時期は11月から12月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花(頭花)を下向きに疎らにつける。
1つの頭花は3つの小花からなるが、総苞に包まれた1つの花のように見える。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Ainsliaea fragrans var. integrifolia
★ひょろりんと花茎伸びてぽつぽつと
花をつけるが葉っぱは地面
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花図鑑
花縮紗(ハナシュクシャ)はショウガ科シュクシャ属(ヘディキウム属)の常緑多年草である。
原産地はインド、マレー半島である。
日本へは江戸時代に渡来した。
流通名はジンジャーである。
これは英名のジンジャーリリー(ginger lily)やホワイトジンジャー(white ginger)からきたものである。
英名のジンジャー(ginger)は生姜(ショウガ)のことだが、それとは異なる。
花から香水用の精油を取るために栽培され、また観賞用に栽培される。
九州や沖縄では野生化もしている。
草丈は1メートルから2メートルくらいである。
茎の部分は葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)が折り重なったもので、偽茎と呼ばれる。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から11月である。
短日植物で、夕方になると香りのよい白い花を開く。
花の仕組みも独特である。
花被片は6枚あるが、外花被3枚は合着して花のつけ根にある。
内花被3枚はつけ根は合着し、先が3つに分かれる。
もう1枚、唇形の花びらがあるが、これは雄しべが花びらの形になっている。
また、飛び出している蘂は、雄しべと雌しべが1つになったものである。
キューバ共和国とニカラグア共和国の国花である。
写真は10月に向島百花園で撮った。
学名:Hedychium coronarium
★仄かなる香り床しき夜の花
真白が冴えるジンジャーリリー
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花図鑑
水車前草(ミズオオバコ)はトチカガミ科ミズオオバコ属の一年草である。
漢字では「水大葉子」とも書く。
本州から九州にかけて分布し、水田や溝に生える。
海外では、台湾、朝鮮半島、中国、オーストラリアなどにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
根際から生える葉は幅の広い楕円形で、水中にある。
葉の質は柔らかく、縁には波状の皺がある。
葉の大きさは水深によって異なり、長さ10センチから30センチくらいである。
葉のつけ根の部分はくさび形で、長い柄がある。
開花時期は8月から10月くらいである。
花茎を水面に伸ばし、花径2、3センチの白い3弁花をつける。
花の色は淡い紅色を帯びるものもある。
一日花である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Ottelia alismoides
★調べれば水車前草も花が咲く
そんな様子をいつか見たいと
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