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丸葉ていしょう草(マルバテイショウソウ)はキク科モミジハグマ属の多年草である。
四国と九州の南部に分布し、林の中に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
和名の由来ははっきりしないが、「禎祥草」と書くという説もある。
「丸葉」は葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)がないことに由来する。
草丈は40センチから60センチくらいである。
根際から生える葉は卵形で、ロゼット状となる。
葉の先は丸く、軟らかい毛が密生して緑白色をしている。
開花時期は11月から12月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花(頭花)を下向きに疎らにつける。
1つの頭花は3つの小花からなるが、総苞に包まれた1つの花のように見える。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Ainsliaea fragrans var. integrifolia
★ひょろりんと花茎伸びてぽつぽつと
花をつけるが葉っぱは地面
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