×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
小岩桜(コイワザクラ)はサクラソウ科サクラソウ属の多年草である。
本州の関東地方西南部から中部地方の南部にかけてと紀伊半島に分布し、岩場に生える。
富士山周辺、箱根、丹沢山など限られた範囲に自生するフォッサマグナ要素の植物の1つである。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は5~10センチくらいである。
根際から生える葉は腎円形である。
花の咲くころには直径1~3センチ、実のなるころには直径7センチくらいになる。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
両面に軟毛が生えているが、表面の毛は後になくなる。
開花時期は5月ころである。
花茎を伸ばして紅紫色の花を咲かせる。
花径は2~3センチである。
花冠は5つに深く裂け、それぞれの裂片の先は2つに裂ける。
花の真ん中は淡い黄橙色をしている。
萼片は5枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他に花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の reinii は日本で植物を採集した「ライン(Rein)さんの」という意味である。
写真は10月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Primula reinii
★春風にゆらゆら揺れて花つける
小岩桜は産毛を生やし
植物図鑑
花図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
PR
この記事にコメントする
カレンダー
カウンター
楽 天
リンク
カテゴリー
最新記事
(06/22)
(06/14)
(06/10)
(05/18)
(05/17)
(05/16)
(05/14)
(05/12)
(05/11)
(05/10)
最新TB
アーカイブ
プロフィール
HN:
龍
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
(04/11)
(04/12)
(04/13)
(04/14)
(04/15)
(04/16)
(04/17)
(04/18)
(04/19)
(04/20)
アクセス解析