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インド茉莉(インドマツリ)はイソマツ科ルリマツリ属の蔓性常緑低木である。
別名をセイロン茉莉(セイロンマツリ)ともいう。
原産地は熱帯アジアである。
日本では温室で栽培されている。
樹高は1メートルくらいである。
茎先は蔓状になって他の植物に絡みつく。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は紙質である。
開花時期は周年である。
枝先に短い穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、細い漏斗状の白い花をつける。
花のつけ根の部分は萼に包まれている。
花の先は5つに裂け、横に平らに開く。
観賞価値はあまり高くない。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、真っ赤に熟する。
漢名を「白花丹」といい、解毒剤、鎮痛剤、腫れ物の薬とされる。
英名はレッドワート(leadwort)である。
これは「鉛草」の意味で、鉛中毒に効くと信じられたことからきている。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Plumbago zeylanica
★薬草の雰囲気辺りに漂わせ
純白に咲くセイロン茉莉
花図鑑
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