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テトラネマ・ロセウムはゴマノハグサ科メキシコジギタリス属の多年草である。
原産地は中央アメリカである。
日本へは大正時代に渡来した。
英名はメキシカン・フォックスグローブ(Mexican foxglove)である。
フォックスグローブ(foxglove)は狐の手袋(キツネノテブクロ)のことである。
アルバ(Alba)はその園芸品種で白花種である。
草丈は10~30センチくらいである。
根際から生える葉は卵形で、長さが10センチくらいある。
開花時期は8~10月である。
暖地では周年開花をする。
茎先についた花が次々と咲く。
花は筒状で先が唇形に裂ける。
上の唇は2つに、下の唇は3つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Tetranema はギリシャ語の「tetra(4つの)+nema(糸)」からきている。
種小名の roseum は「バラ色の」という意味である。
品種名の Alba は「白い」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Tetranema roseum 'Alba'
★白花がぶらりぶらりと垂れ下がり
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