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鷲敷菊(ワジキギク)はキク科キク属の多年草である。
徳島県の那賀川流域に分布する。
和名の由来は、最初の発見地である徳島県鷲敷町からきている。
那賀川野菊(ナカガワノギク)と島寒菊(シマカンギク)との自然交雑種である。
葉の形や色は島寒菊(シマカンギク)に似ているが、頭花の花色は白い。
草丈は30~50センチくらいである。
葉は羽状に3つから5つに中ほどまで裂ける。
葉の表面は緑色、裏面は淡い緑色をしている。
開花時期は11月である。
舌状花は白く、筒状花は黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Chrysanthemum はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の cuneifolium は「くさび形の葉の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Chrysanthemum x cuneifolium
★交配で生まれたんだよ鷲敷菊
白い花びら小振りに咲かせ
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