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泰山木(タイサンボク)はモクレン科モクレン属の常緑高木である。
漢字では「大山木」とも書く。
原産地は北アメリカである。
日本へは明治時代の初期に渡来し、公園木などとされている。
樹高は10~20メートルくらいである。
幹は直立し、枝も葉も密に茂る。
樹皮は灰褐色で滑らかである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には柄があり、長さ15~25センチ、幅5~10センチと大形である。
葉の表面は濃い緑色で艶があり、裏面は暗い褐色でフェルトのように細かい毛が生えている。
葉の質は革質で、縁は裏側に反り返る。
開花時期は6~7月である。
大輪のクリーム色の花で、ほどよい香りがある。
花径は50~60センチくらいあり、日本の樹木の花としては最大である。
花冠は杯状である。
普通は花弁が6枚、萼片が3枚あり、9枚の花びらがあるように見える。
ただし花弁の数は一定しておらず、9~12枚になることもある。
花冠の真ん中には、たくさんの雄しべと雌しべが集まって円錐状についている。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)の集合果である。
俳句では「泰山木の花」が夏の季語である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Magnolia grandiflora
★すくすくと伸びて彼岸へ繋がるや
泰山木の花は香りて
花図鑑
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