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谷桔梗(タニギキョウ)はキキョウ科タニギキョウ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の川岸や湿った林の中などに生える。
草丈は10~15センチくらいである。
葉は卵円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の表面には柔らかい毛が疎らに生え、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~8月である。
茎先や上部の葉の脇から短い柄を出し、先に長さ5~8ミリくらいの小さな花を上向きにつける。
花の色は白く、花冠は鐘形で5つに深く裂ける。
雄しべは5本である。
雌しべの柱頭は3つに裂ける。
写真は7月に尾瀬で撮った。
学名:Peracarpa carnosa var. circaeoides
★目を凝らし見てもはっきりその姿
とらえきれずに歯軋りをして
花図鑑
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