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唐辛子(トウガラシ)はナス科トウガラシ属の一年草である。
原産地は南アメリカである。
熱帯地方では小低木として扱われる。
日本へは16世紀には渡来していたという記録がある。
「唐」は中国のことだが、この場合は異国というような意味である。
草丈は30センチから100センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から9月である。
葉の脇に白い花をつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂ける。
実は形も色も様々だが、一般に辛味が強く、香辛料や薬用とする。
写真は7月に軽井沢町植物園で撮った。
俳句では「唐辛子の花」が夏の季語、「唐辛子」が秋の季語である。
学名:Capsicum annuum
★清らかに咲く唐辛子まだ乙女
強くなるから役に立つから
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