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丸葉面高(マルバオモダカ)はオモダカ科マルバオモダカ属の多年草である。
本州から九州にかけて分布し、池や沼、水田などの浅い所に生える。
海外では、中国やインド、オーストラリア、マダガスカルなどにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
葉は円形または腎臓形ではっきりした葉脈が見られる。
名の由来は、丸い葉にちなんでいる。
はじめは水面に浮かんでいるが、その後直立する。
開花時期は8月から9月である。
30センチから100センチくらいの花茎を伸ばし、円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)をつくる。
花は白い三弁花である。
写真は8月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Caldesia parnassifolia
★花茎を伸ばし小さな白い花
風に震わす丸葉面高
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