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小山撫子(オヤマナデシコ)はナデシコ科ナデシコ属(ディアンツス属)の多年草である。
小山撫子は流通名である。
学名に関連したダイアンサス・アルピナやディアンツス・アルピヌスで表示するものもある。
原産地はヨーロッパである。
アルプスの東部に分布し、山地や高山の草地に生える。
草丈は10~20センチくらいである。
株はマット状に広がる。
葉は線形ないし長い披針形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5~8月くらいである。
花径は3~4センチあり、大輪である。
花は紅紫色をした5弁花で、真ん中が白っぽく、その周りに暗い赤色の輪が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Dianthus はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+anthos(花)」からきている。「ジュピターの花」の意味で、花の美しさを称えるて名づけられた。
種小名の alpinus は「高山に生える」という意味である。
写真は写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Dianthus alpinus
★どきどきと胸を焦がせているのかな
小山撫子頬染めながら
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