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一寸金花(イッスンキンカ)はキク科アキノキリンソウ属の多年草である。
九州の屋久島にだけ分布する固有種である。
山頂近くの岩場や草地に生える。
別名を屋久島一寸金花(ヤクシマイッスンキンカ)という。
草丈は5~10センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形である。
開花時期は8~9月である。
茎先に小さな黄色い花(頭花)を密につける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Solidago はラテン語の「solidus(完全)+接尾語の ago(状態)」からきている。この属のある植物の傷薬としての評判からきたものと思われる。
種小名の minutissima は「とても小さい」という意味である。
写真は10月に六甲高山植物園で撮った。
学名:Solidago minutissima
★一寸の花の命の尊さを
肌身に感ず一寸金花
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