×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
大苦菜(オオニガナ)はキク科フクオウソウ属の多年草である。
「苦菜」の名がつくが、ニガナ属とは分類が異なる。
本州の東北地方から近畿地方にかけて分布し、限られた湿地に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は50~150センチくらいである。
葉は互い違いに生え(互生)、葉の柄には長い翼がある。
葉は羽状分裂をし、先の裂片が大きく、つけ根に近づくほど小さくなる。
葉の先は尖り、つけ根は茎を抱く。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8~10月である。
花径3~4センチくらいの大きな黄色い頭花は、数多い舌状花からなる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Prenanthes はギリシャ語の「prenes(下垂した)+anthos(花)」からきている。頭花のつき方から名づけられた。
種小名の tanakae は信州の植物を研究した「田中貢一さんの」という意味である。
写真は8月に日光植物園で撮った。
学名:Prenanthes tanakae
★堂々と花びら広げ大苦菜
湿原に咲く花美しく
花図鑑
植物図鑑
PR
この記事にコメントする
カレンダー
カウンター
楽 天
リンク
カテゴリー
最新記事
(06/22)
(06/14)
(06/10)
(05/18)
(05/17)
(05/16)
(05/14)
(05/12)
(05/11)
(05/10)
最新TB
アーカイブ
プロフィール
HN:
龍
性別:
非公開
ブログ内検索
最古記事
(04/11)
(04/12)
(04/13)
(04/14)
(04/15)
(04/16)
(04/17)
(04/18)
(04/19)
(04/20)
アクセス解析