忍者ブログ
色別・月別の花図鑑です
<< 10  2024/11  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30    12 >>
[866] [865] [864] [863] [862] [861] [860] [859] [858] [857] [856
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

玄海躑躅(ゲンカイツツジ)

玄海躑躅(ゲンカイツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉小低木である。
名前の通り玄海灘をはさんで、九州北部、対馬、済州島、朝鮮半島などに分布し、山地の岩の上や急な傾斜地に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
樹高は2~4メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は革質で先が尖る。
葉の両面や縁には長い毛が生える。
開花時期は3月である。
葉の展開に先駆けて、ピンク色の花を咲かせる。
ツツジの中では最も早く咲き始める。
花冠は幅の広い漏斗状で、皿のように横に広がって5つに裂ける。
裂片の先は丸い。
雄しべは10本である。
花の色はピンクから紅紫色が普通だが、白花もある。
花径は3~4センチである。
分類上は唐紫躑躅(カラムラサキツツジ)の変種とされている。
名前に「躑躅」とついているが石楠花(シャクナゲ)の仲間に近い。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の mucronulatum は「微凸頭に多少近い」という意味である。
種小名の ciliatum は「縁毛のある」という意味である。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Rhododendron mucronulatum var. ciliatum


★荒波を越えてはるばる来たりしや
 薄紅の色青空に映え


玄海躑躅(ゲンカイツツジ)

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Secret (チェックを入れると管理人だけに表示できます)
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カウンター



楽  天
PR


AmazonStore
by amanatu

最新CM
[10/06 ニコラス・屁イジ]
[09/09 龍]
[09/08 ひとえ]
最新TB
プロフィール
HN:
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析




Powered by Ninja Blog    template by Temp* factory    photo by 空色地図 -sorairo no chizu-    icon by Atelier Black/White

忍者ブログ [PR]