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細葉朮(ホソバオケラ)はキク科オケラ属の多年草である。
原産地は中国である。
日本へは江戸時代の享保年間に渡来し薬園で栽培された。
現在では新潟県の佐渡に植えられたものが残存しており、そのため佐渡朮(サドオケラ)の別名もある。
草丈は30センチから80センチくらいである。
茎は直立し、末端部でやや枝分かれをする。
葉は楕円形ないし細めの卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁は変異が多く、ぎざぎざのないもの(全縁)もあれば、深く裂けるものや浅く裂けるものもある。
開花時期は8月から10月である。
通常は雌雄異株で、雄花をつける株と両性花をつける株がある。
茎先に白い筒状花からなる頭花をつける。
花の色は紅紫色を帯びる。
花のつけ根の部分には包葉(花のつけ根の部分につく葉)がつき、その内側には円柱状の総包(花序全体を包む葉の変形したもの)がある。
根茎を乾かしたものが漢方薬の蒼朮(そうじゅつ)になる。
健胃や止痛の効果がある。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Atractylodes lancea
★有り難き草木なれどどことなく
ついた名前の響きおかしく
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