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源平小菊(ゲンペイコギク)はキク科ムカシヨモギ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
アフリカ、ヨーロッパ、アジアなどに広く分布する。
日本へは戦後に観賞用、緑化用として導入された。
関東以西で野生化し、岸壁や荒れ地などに生える。
白い花が赤く変化することからこの名前がつけられた。
別名をぺらぺら嫁菜(ペラペラヨメナ)ともいう。
学名からエリゲロン・カルビンスキアヌスの名でも流通している。
草丈は10センチから20センチくらいである。
茎は匍匐して伸び、繁殖力が強い。
根際から生える葉は倒披針形で、先が3つに裂ける。
茎の上部につく葉は線形ないし披針形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から11月である。
枝の先に花径2センチくらいの白い頭花をつける。
花の色は時間が経つにつれてピンクに変化する。
ムカシヨモギ属には、山野草として知られる東菊(アズマギク)や、雑草の春紫苑(ハルジオン)、姫女苑(ヒメジョオン)などがある。
英名はメキシカンフリーベイン(Mexican fleabane)である。
フリーベインは姫女苑(ヒメジョオン)のことである。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Erigeron karvinskianus
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