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足摺野路菊(アシズリノジギク)はキク科キク属の多年草である。
野路菊(ノジギク)の変種で、足摺岬から佐田岬にかけた海岸に分布する。
「野路」という言葉で山を連想するが、生育する場所は海辺である。
小浜菊(コハマギク)の西日本版と考えるといい。
栽培菊の原種の1つである。
草丈は60~90センチくらいである。
葉や茎に白毛が密生するので、全体に白っぽく見える。
唐草のような葉に特徴があり、本種は白い縁取りが明瞭である。
葉は互い違いに生える(互生)。
開花時期は10~12月である。
茎の上部で枝分かれをして、舌状花が白い花を1つずつつける。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum japonense var. ashizuriense
★断崖に白い花びらよく似合う
足摺野路菊風に抗い
☆潮風に耐えるがごとく咲き競う
足摺野路菊白さを増して
花図鑑
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