忍者ブログ
色別・月別の花図鑑です
<< 10  2024/11  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30    12 >>
[638] [637] [636] [635] [634] [633] [632] [631] [630] [629] [628
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

東石楠花(アズマシャクナゲ)

東石楠花(アズマシャクナゲ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
日本固有種である。
宮城県南部から中部地方にかけて分布し、山地から亜高山にかけての林の中に生える。
樹高は1~3メートルくらいである。
枝は斜上して横に広がる。
葉は互い違いに生え(互生)、枝先に集まってつく。
革質で厚く、長さ8~15センチくらいの長い楕円形である。
葉の縁は裏にやや反り返る。
表面は艶があり、裏面には灰褐色の軟毛が生える。
開花時期は5~6月である。
枝先に花径4~5センチの漏斗状の花をたくさんつける。
花の色は蕾の時は赤く開くと淡い紅色になるのが普通だが、濃い紅色や白のものもある。
花冠は先で5つに裂けている。
花の中には雄しべが10本、雌しべが1本ある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の metternichii は植物採集家「メッテルニッヒさんの」という意味である。
変種名の pentamerum は「5つの」という意味である。花冠が5裂することから。
写真は7月に東北大学植物園で撮った。
学名:Rhododendron metternichii var. pentamerum


★ぐるりんと四方八方見渡して
 雨に濡れ咲く東石楠花


東石楠花(アズマシャクナゲ)

今日の花ドットコム
花図鑑
PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Secret (チェックを入れると管理人だけに表示できます)
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カウンター



楽  天
PR


AmazonStore
by amanatu

最新CM
[10/06 ニコラス・屁イジ]
[09/09 龍]
[09/08 ひとえ]
最新TB
プロフィール
HN:
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析




Powered by Ninja Blog    template by Temp* factory    photo by 空色地図 -sorairo no chizu-    icon by Atelier Black/White

忍者ブログ [PR]