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枳殻(カラタチ)はミカン科カラタチ属の落葉低木である。
漢字では「枸橘」とも書く。
原産地は長江の上流域で、日本へは8世紀ころに伝わったとされている。
生け垣に使われたり、ミカン類の台木に使われたりしている。
樹高は2~4メートルくらいである。
枝には鋭い棘がある。
葉は互い違いに生え、3枚1組の小葉からなる複葉である。
小葉の形は楕円形ないし倒卵形で、周りには細かなぎざぎさの鋸歯がある。
葉の柄には翼がある。
開花時期は4~5月である。
葉の出る前に花が咲く。
白い5弁花である。
花の後に球形の緑色をした柑果(多心皮性の液果)をつける。
実は秋から冬にかけて熟し、オレンジ色になる。
実は酸味や苦味があって食用にはならないが、薬用にされたり果実酒の材料にされたりする。
生薬名は枳実(きじつ)といい、健胃剤とされる。
和名の由来は、唐の国から来た橘の意味で、それが縮小された。
俳句では「枸橘の花」が春の季語である。
属名の Poncirus はミカンの1種のフランス名 poncire からきている。
種小名の trifoliata は「三葉の」という意味である。
花の写真は4月に板橋区立赤塚万葉薬用園で撮った。
実の写真は10月に板橋区立赤塚万葉薬用園で撮った。
学名:Poncirus trifoliata
★歌に聞く枳殻の花目の前に
手を差し出せば棘に阻まれ
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