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香母酢(カボス)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
漢字では「臭橙」とも書く。
柑橘類の1つで、大分県の特産物である。
柚子(ユズ)の近縁種だが、実は一回り大きい。
樹高は2~4メートルくらいである。
枝には鋭い棘がある。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5~6月くらいである。
ミカン科特有の白い5弁花をつける。
収穫時期は11月から冬にかけてである。
花の後にできる実は柑果(多心皮性の液果)である。
熟すと黄色くなるが、緑色のうちに収穫する。
多汁で酸味が強く、果汁を搾って食用とする。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の sphaerocarpa は「球形果の」という意味である。
花の写真は5月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
実の写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus sphaerocarpa
★花見ても違いはあまりわからぬが
まろやかな香り思い出しつつ
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