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白花姫石楠花(シロバナヒメシャクナゲ)はツツジ科ヒメシャクナゲ属の常緑小低木である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、高層湿原や寒地の湿原に生える。
海外では、北半球の北部に広く分布する。
分類上は、姫石楠花(ヒメシャクナゲ)の型の1つで、稀に生える。
樹高は10センチから30センチくらいである。
葉は広い線形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は硬く、縁が外側に巻き込む。
葉の裏面は白い毛で覆われている。
自生地での開花時期は6月から7月である。
枝先に満天星躑躅(ドウダンツツジ)に似た壺形の花を数輪下向きにつける。
基本種の花の色は淡い紅紫色だが、本種は白い。
萼片も白い。
花冠の長さは5、6ミリで、浅く5つに裂ける。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Andromeda polifolia form.leucantha
★ひっそりと静まりかえる湿原に
そっと顔出す花色白く
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