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蝦夷の四葉葎(エゾノヨツバムグラ)はアカネ科ヤエムグラ属の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけてと四国に分布し、山地や亜高山の林の中に生える。
海外では、朝鮮半島、ウスリー地方、カムチャツカ半島などにも分布する。
草丈は5~20センチくらいである。
茎の断面は四角形で、斜め上に伸びる。
茎には毛は生えていない。
葉は幅の広い楕円形で、4枚が輪生する。
葉の先は丸くてやや尖り、表面や縁には毛が生える。
3本の葉脈が目立つ。
近縁種の大葉の四葉葎(オオバノヨツバムグラ)は本種よりも大型で、葉は細く先が尖る。
開花時期は7~8月である。
茎先や葉の脇から集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、花径2ミリくらいの小さな白い花を疎らにつける。
花冠は4つに深く裂ける。
写真は7月に岩手県の八幡平で撮った。
学名:Galium kamtschaticum
★足元を見れば小さな白い花
ここにいるよと手招きをして
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