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色別・月別の花図鑑です
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リパリス・ラティフォリア

リパリス・ラティフォリアはラン科クモキリソウ属(リパリス属)の多年草である。
中国の海南島、フィリピン、タイ、マレーシア、インドネシア、ニューギニアなどに分布する地生種である。
草丈は30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は秋から冬である。
長く伸びた茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、朱色の小さな花をたくさんつける。
花径は2センチくらいである。
属名の Liparis はギリシャ語の「liparos(輝く)」からきている。滑らかで艶のある葉を持つことから名づけられた。
種小名の latifolia は「広葉の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Liparis latifolia


★鮮やかな朱色の花が目を奪う
 小さいけれど南国の色


リパリス・ラティフォリア

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海棠椿(ハイドゥン)

海棠椿(ハイドゥン)はツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
原産地は中国の南部からベトナムの北部にかけてである。
ハイドゥンというのはベトナム語の Hi Duong の日本読みである。
ベトナムではテト(旧正月)を祝う花だそうである。
和名は海棠椿(カイドウツバキ)である。
樹高は2~3メートルである。
葉は肉厚で大型の楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉のつけ根が耳形で茎を抱くのが特徴である。
開花時期は11~4月である。
花の色は濃い桃色で、花弁が厚い。
また、花弁は内側にくぼみ、縁はピンク色になる。
黄色い雄しべがたくさんある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の amplexicaulis は「茎を抱く」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Camellia amplexicaulis


★華やかにテトを祝うかハイドゥン
 エキゾチックを大和に伝え


海棠椿(ハイドゥン)

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マスデバリア・ビーチアナ

マスデバリア・ビーチアナはラン科マスデバリア属の多年草である。
ペルーの標高1500~4000メートルまでの地域に生える地生種である。
草丈は30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬である。
花の色は赤く、長さは20センチくらいになる。
属名の Masdevallia はスペイン人の植物学者「マスデバル(J. Masdevall)さん」の名からきている。
種小名の veitchiana はイギリス人の園芸家「ビーチ(J. Veitch)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Masdevallia veitchiana


★赤々とマスデバリアが燃えて咲く
 ペルーの山の山奥深く


マスデバリア・ビーチアナ

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マスデバリア・マクルラ

マスデバリア・マクルラはラン科マスデバリア属の多年草である。
コロンビアの標高1500~2500メートルに分布する地生種である。
草丈は30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬である。
花の色は赤橙色で、長さは30センチくらいある。
属名の Masdevallia はスペイン人の植物学者「マスデバル(J. Masdevall)さん」の名からきている。
種小名の macrura は「長い尾の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Masdevallia macrura


★細長い花びらの先するすると
 伸びた姿は凧を見るよう


マスデバリア・マクルラ

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ロードデンドロン・ロランティフロルム

ロードデンドロン・ロランティフロルムはツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
原産地はニューギニア島、ニューブリテン島、ソロモン諸島などである。
標高200~1000メートルの熱帯雨林に生える着生植物である。
樹高は1~2メートルである。
葉は楕円形で、枝先に集まって輪生状に互い違いに生える(互生)。
日本での開花時期は冬から春である。
花の色は白く、長さが5センチくらいある筒状で、先は5つに裂けて開く。
花には芳香がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の loranthiflorum は「(ヤドリギ科の)ホザキヤドリギ属(Loranthus)のような花の」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Rhododendron loranthiflorum


★細長いラッパのように花開く
 ツツジだけれど不思議な姿


ロードデンドロン・ロランティフロルム

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エパクリス・レクリナタ

エパクリス・レクリナタはエパクリス科エパクリス属の常緑小低木である。
分類体系によってはツツジ科とされる。
原産地はオーストラリアで、東部の湿った砂岩地帯に分布する。
樹高は100~150センチくらいである。
葉は小さなハート形で先が鋭く尖り、互い違いに生える(互生)。
葉の質はやや硬く、枝に密生する。
開花時期は12~3月だが、周年性がある。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、ピンクないし赤の筒状花を咲かせる。
花冠の先は5つに裂ける。
属名の Epacris はギリシャ語の「epi(上)+acris(頂点)」からきている。
種小名の reclinata は「反曲した」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Epacris reclinata


★はるばると渡り来たりしエパクリス
 暑さ寒さも異なるけれど


エパクリス・レクリナタ

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蔓蕎麦(ツルソバ)

蔓蕎麦(ツルソバ)はタデ科イヌタデ属の蔓性多年草である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、海岸近くの草地から山地にかけて普通に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、フィリピン、タイ、マレーシア、インド、ネパールなどにも分布する。
茎は長く伸び、30~100センチくらいになる。
茎に毛は生えていない。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、裏面には脈がはっきり浮かぶ。
葉のつけ根の部分は切形である。
開花時期は5月から12月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を頭状に出し、小さな白い花をたくさんつける。
花径は4ミリくらいで、花はあまり開かない。
花弁はなく萼片5枚からなる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Persicaria はラテン語の「persica(モモ)」からきている。この属の植物の葉がモモの葉に似ていることから名づけられた。
種小名の chinensis は「中国の」という意味である。
写真は12月に夢の島公園で撮った。
学名:Persicaria chinensis


★おやこれは蔓蕎麦みたいに見えるけど
 ここに咲くかと半信半疑


蔓蕎麦(ツルソバ)

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山唐椿(ヤマトウツバキ)

山唐椿(ヤマトウツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑高木である。
原産地は中国南部の雲南省である。
原産地のものは樹高10メートルに達するという。
枝数も葉数も少ない。
葉は長さ5~10センチの長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の色は濃い緑色で艶があり、葉脈がはっきりしている。
葉の先は鋭く尖り、葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は1~3月である。
花径は6~10センチくらいで、花の色は赤い。
花の色には濃淡があり、淡い桃色や濃い桃色のものもある。
花びらの数は6~11枚くらいで、一重咲きのものや半八重咲きのものがある。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の reticulata は「網状の」という意味である。
品種名の simplex は「無分岐の」という意味である。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Camellia reticulata f. simplex


★鮮やかな紅も眩しく咲き誇る
 山唐椿に感嘆の声


山唐椿(ヤマトウツバキ)

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マスデバリア・プリンケプス

マスデバリア・プリンケプスはラン科マスデバリア属の多年草である。
ペルーの高地に分布する地生種である。
1994年に発見された。
草丈は30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬である。
花の色は赤褐色で、花径は5センチくらいである。
属名の Masdevallia はスペイン人の植物学者「マスデバル(J. Masdevall)さん」の名からきている。
種小名の princeps は「貴公子のような」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Masdevallia princeps


★渋くって神秘に充ちた花の色
 マスデバリアは奥が深いね


マスデバリア・プリンケプス

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アロエ・カスタネア

アロエ・カスタネアはユリ科アロエ属の常緑多年草である。
分類体系によってはツルボラン科、アロエ科とされる場合もある。
原産地は南アフリカである。
流通名を鬼の手袋(オニノテブクロ)という。
草丈は100~150センチくらいである。
よく枝分かれをする。
葉は剣状で、縁に棘がある。
開花時期は秋から春にかけてである。
花は穂状につき、朱色をした筒状の花である。
花被片は6枚、雄しべも6本である。
葉は健胃剤、傷薬などに用いられる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Aloe は、アラビア語の「alloeh=苦味のある」に由来する。葉に苦い汁液があることからきている。
種小名の castanea は「栗色の」を意味する。
写真は1月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Aloe castanea


★にょっきりといかつく伸びた茎の先
 花ぶら下げる鬼の手袋


アロエ・カスタネア

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