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八丈草苺(ハチジョウクサイチゴ)はバラ科キイチゴ属の落葉小低木である。
関東地方南部、伊豆諸島、山口県、九州、小笠原諸島の父島などに分布し、海岸近くに生える。
和名の由来は、八丈島で発見されたことからきている。
かつては父島に分布するものは島三つ葉木苺(シマミツバキイチゴ:Rubus nishimuranus)と呼び、父島の固有種と見なされていたが、現在では同一種とされるようになった。
本種は梶苺(カジイチゴ)と草苺(クサイチゴ)との自然交雑種と考えられている。
梶苺(カジイチゴ)との違いは、枝に棘があることである。
樹高は30~40センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉の縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は3~5月くらいである。
枝先に白い5弁花を上向きにつける。
結実期は5~6月である。
花の後にできる実はキイチゴ状果(集合核果) である。
赤く熟した実は食べられるが、酸味がある。
属名の Rubus はラテン語の「ruber(赤)」からきている。赤い実がなることから名づけられた。
種小名の nishimuranus は小笠原植物の採集者「西村茂樹さんの」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Rubus x nishimuranus
★その由来聞けば納得するけれど
わからぬことの多さを嘆き
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